俳句添削道場(投句と批評)

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神戻る奥羽の山の装いて

作者 ささゆみ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

こちらは紅葉がいつも遅く、霜月に入る頃に、奥羽山脈の山の木々が色付き始めます。出雲に旅していた神様達が帰って来る頃に合わせて、山が美しく装って出迎えているのかな?という気がします。

最新の添削

すつぴんの奥羽山脈神迎ふ

回答者 一本勝負の悠

佳き取合せの秀句だと思いますが、規則は規則、ならばお化粧を落として、神様を迎える奥羽の山々としましょうか。

◆神迎/かみむかえ/かみむかへ
初冬
神還

出雲大社へ参集していた神々が会議を終えてもとの社へお帰りに なる。それを迎える祭事、行事。陰暦十月末か十一月一日とする ところが多い。田の神が冬の間は山に帰るとする古い信仰が原型 といわれる。

水浴びて並ぶ烏や神迎へ
一茶「九番日記」

暗に踏む木の葉かわくや神むかへ
野坡「野坡吟草」

神迎水口だちか馬の鈴
酒堂「猿蓑」

◆山粧ふ/やまよそおう/やまよそほふ
三秋
 
 
山彩る/粧ふ山
 
 
紅葉した山の姿を、「粧っているようだ」とたとえた言葉。みご とな紅葉山は、まさに金繍を身に纏ったかのようである。
~携帯歳時記きごさい~より
http://kigosai.sub.jp/ktai/index.html

次を楽しみにしています\(^_^)/

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「神戻る奥羽の山の装いて」の批評

回答者 平果

句の評価:
★★★★★

俳句に対する理解が不十分なので、教えていただきたいことがあります。
「神戻る」は、神無月である十月が終わり、出雲に集っていた神々が各々の国へ帰ることだと思います。その事を言い表した季語に、「神還」や「神迎」がありますが、「神戻る」もそれらの子季語の一つなのでしょうか?
今、旅先におり、電子辞書の歳時記しか引けないのですが、それには「神戻る」は載っていませんでした。

また、「山粧ふ」は秋の季語ですが、冬の十一月を言い表す「神戻る」を用いることと抵触はしないのでしょうか?

浅学非才の質問だとは存じますが、以上二点、教えていただければ幸いです。

点数: 2

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「神戻る奥羽の山の装いて」の批評

回答者 04422

句の評価:
★★★★★

こんばんは!
お久しぶりですね。
当てにならない千日草です。真面目に取らずに聞き流してください。
南北に相当に長い奥羽山脈ですね。単体の山ではありません。神無月を終えて帰って来る神々の多い事。添削句にはなりませんが装うでは季語とならないと思いますので
◆神々の戻る奥羽の山粧う
山粧う(やまよそう)=秋山明浄にして粧ふ(よそほふ)が如くから生まれた言葉だそうです。
一応提案してみました。

点数: 1

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まず先に御礼諸々申し上げ

回答者 丼上秋葵

句の評価:
★★★★★

こんばんは。
帰宅して、スマホの電池も回復。
おくらです。

拙句「虹」の句に、ご批評とご返句を下さり、誠にありがとうございました!

主虹に対し、副虹。二重虹なんて現象があるんですね! 初めて知りました! とても神秘的な姿をしておりますね。勉強になります。

うーん。上手く伝えられるか不安ではありますが💦

七色ではないとわかっている虹を「虹は七色です」と喧伝するのが、事実の一部だけを切り取って行われるマスコミの偏向報道だとするならば、滅多にその姿が浮かび上がらない副虹は、マスコミでさえ扱うのを憚る闇の事実、といった所でしょうか。

拙句が示したかった問題の本質とは、対象をありのままに観るべきところを、変に言葉で区分けしてしまっては、全体像を捉え損ねてはしまわないか、ということだったのです。

ただ、ささゆみ様がご返句して下さった内容も、別の問題として、大変興味深いと思うので、いただいた句と一緒に思索の糧とさせていただきます! ありがとうございます!

長くなりましたので、掲句へ感想は追って、述べさせていただきますね。

点数: 1

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神戻る奥羽の山は装いて

回答者 丼上秋葵

句の評価:
★★★★★

改めまして、おくらです!

恐縮ながら、御句に、感想を述べさせていただきます。

まず、着想がとても素敵だと思いました。
詠み手の「神」様に対する敬意と、「奥羽の山」も同じように「神」様に対する敬意、および、親しみを感じているだろうという、日本独特の「神」様や自然への心的距離が感じられるところ。そして、それが「山の装い」という、美しい視覚的情景描写を伴って、眼前に広がるところが、御句の素晴らしいところだと思います!

提案句は、「奥羽の山」以北の山はまだ、神様が帰宅されてない可能性を慮って、助詞を「は」に換えてみたのですが、いかがでしょうか?

日本の神様は、西洋の神様たちよりも近しい存在に感じられるところがいいですよね。是非、ご地元の神様と仲良くなさってください。

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 1

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