俳句添削道場(投句と批評)

北野きのこさんの添削得点の高い順の13ページ目

「のつしりと白犬歩く雪催」の批評

回答者 北野きのこ

添削した俳句: のつしりと白犬歩く雪催

あつこさん、こんにちは。
「のつしり」が白い犬の体格や歩みの重厚さを表していますね。
サモエドやグレートピレニーズの様な犬種を思い浮かべました。

底冷えのする曇天の通りであれば、毛並みの暖かそうな印象や白さが普段以上に鮮やかになりますね。

「のつしり」で歩いている様子は伝えられるかなー、と思い他の情報を詰め込んでみましたが…あつこさんの原句の方が好きかもしれない(笑)
「雪催」と「雪が降っている状態」とでは状況が違ってしまいますね。
添削難しいです…

のつしりと白犬の来る雪の帰路

点数: 0

「雪兎野菜たつぷり入るシチュー」の批評

回答者 北野きのこ

添削した俳句: 雪兎野菜たつぷり入るシチュー

藤次郎さん初めまして。
よろしくお願いします。

雪兎の冷たさと食卓の暖かさの対比がとても鮮やかですね。
2つのパートで温度感に差がある一方で、郷愁を誘う点が共通している構造になっているのですね。

雪遊びから頬を赤くして帰った子供がシチューの食卓に着いている様子を想像しました。

シチューの形容としての「たっぷり」が私はとても好きです。
洋食の雰囲気にかなの擬態語がマッチするのかな…?
「具沢山」より「たつぷり」や「ごろごろ」が良いような。
何なら「たっぷり」表記でも効果的かもしれません。
完全に私の感覚論で恐縮ですが。

なので私は「たつぷり」を残して考えてみました。
雪遊びする人物とシチューを提供する人物が別人だと仮定して、後者の目線を意識しています。
いかがでしょう?

雪兎シチューには野菜をたつぷり
雪兎野菜たつぷり母のシチュー

「ジビエ誤読説」に関しては私も少し同意です。
「ユキウサギ」とカナ表記すると生物名としての意味が強まると思いますが、漢字表記でそれが払拭できるかどうか…

思い切って「雪達磨」にしてみるか!?
両者の違いを考えてみたいですね。

点数: 0

「褥なる君の寝顔に秋入日」の批評

回答者 北野きのこ

添削した俳句: 褥なる君の寝顔に秋入日

西村敏彦さん、おはようございます。

私も上五の解釈に迷いました。
「君」が寝ている事は明記されているので、単純な寝具の光景に何かプラスがあった方が読み手に状況が伝わりやすいと思います。

理由も無く日没前からぐうぐう寝ている「君」では格好がつかない気がするので…

病褥の君の寝顔に秋入日
出勤前君の寝顔に秋入日

やや説明的すぎかもしれませんが、いかがでしょう。

私は後者「夜のお仕事」パターンが好きですが、作者像に若干「ヒモ感」が滲む気がするので、あくまで私の好みとしておいて下さい(笑)

点数: 0

「渡せずにバレンタインの日の別れ」の批評

回答者 北野きのこ

添削した俳句: 渡せずにバレンタインの日の別れ

かぬまっこさん、おはようございます。
ワカサギの句にコメントをありがとうございました。

腹胃壮さんもご指摘ですが「バレンタイン」に「プレゼントを渡せず」と来れば二人の仲はうまく行かなかったんだろうなぁと想像できる気がします。

「別れ」という言葉から、「告白に失敗した」のではなく「交際していた二人が別れた」のかな?という事が分かる利点はあると思うのですが。

バレンタインの日君は去りチョコは手に

字余りですが、いかがでしょう。
人物や渡すはずだったものが登場した方が映像が明確になると思いました。

「君は」と「チョコは」でそれぞれの行き先が違う事を示したかったのですが、ちょっと苦しいかなぁ。

季語の「バレンタインの日」を「バレンタイン」にする案も考えたのですが、「バレンタイン司祭」のイメージが強くなりそうな気がして躊躇しました。
流れで「バレンタインデー」の事だと理解してもらう事はできると思うのですが。

いずれにしろこのバレンタインデーの夜は荒れる事でしょうねぇ(笑)

バレンタインの日菓子を肴に一人酒

点数: 0

「アポロビル件の葱の談義かな」の批評

回答者 北野きのこ

添削した俳句: アポロビル件の葱の談義かな

連続投稿を失礼します。
私が先のコメントで述べたアポロビルと、酔いどれ防人さんの行かれたアポロビルはどうやら別物のようです。

前者はこちらで
http://www.apollo-lucias.jp/

後者は恐らく
http://www.inlifeweb.com/sp/reports/report_6518.html

私の親でも、さすがに後者に映画を観には連れて行ってくれませんでしたね(笑)
以上から私の先のコメントはかなり的外れになっています。
大変申し訳ありませんでした。

点数: 0

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