「雪兎野菜たつぷり入るシチュー」の批評
回答者 北野きのこ
藤次郎さん初めまして。
よろしくお願いします。
雪兎の冷たさと食卓の暖かさの対比がとても鮮やかですね。
2つのパートで温度感に差がある一方で、郷愁を誘う点が共通している構造になっているのですね。
雪遊びから頬を赤くして帰った子供がシチューの食卓に着いている様子を想像しました。
シチューの形容としての「たっぷり」が私はとても好きです。
洋食の雰囲気にかなの擬態語がマッチするのかな…?
「具沢山」より「たつぷり」や「ごろごろ」が良いような。
何なら「たっぷり」表記でも効果的かもしれません。
完全に私の感覚論で恐縮ですが。
なので私は「たつぷり」を残して考えてみました。
雪遊びする人物とシチューを提供する人物が別人だと仮定して、後者の目線を意識しています。
いかがでしょう?
雪兎シチューには野菜をたつぷり
雪兎野菜たつぷり母のシチュー
「ジビエ誤読説」に関しては私も少し同意です。
「ユキウサギ」とカナ表記すると生物名としての意味が強まると思いますが、漢字表記でそれが払拭できるかどうか…
思い切って「雪達磨」にしてみるか!?
両者の違いを考えてみたいですね。
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雪兎を初めて詠んでみました