俳句添削道場(投句と批評)

まちるさんの添削最新の投稿順の23ページ目

「初浴衣なぜか横向く彼の居り」の批評

回答者 まちる

添削した俳句: 初浴衣なぜか横向く彼の居り

なるほどです。
コメントの「花火見物の一句。」と言うのを見て花火見物の句と邪推してしまいました。すみません。素直に句のみで考えるべきでした。
花火が関係ないのならば、かこさんの句意はしっくり来ますね。
花火を見ている彼女

彼女を見ている彼
それを第三者の目でみてるのかなと思ってましたが
正しい句意で読むと読み手は横を向いてる彼を見ている「彼女」ですよね。

そうするとですね
このシチュエーションって、男と女の哲学じゃないですが、面白い心理が潜んでますよね。すごく興味深いです。

「なぜか」って表現のところです。

なぜか=わからない
単にはこうですが
この読み手は理由わかってるんですよ。
彼氏がなんで横向いてるのか、わからない訳がないんです。
わかってるくせに「なぜか」と言ってるところが面白いです。
なぜ彼女はわかっているのか
それは季語が初浴衣ですから彼女は自分の身なりに意識してます。そして彼がいつもと違い不自然に自分を見ないようにする仕草ですからね、理由が分からない訳がないんですよね。

なので、この句は女の強かさの表れた風景を切り取った句と思います。
女性は自分の美で男を魅了できることを知っており、またそれをとぼける焦らしも心得ている。
「あら、なぜか横向いてるのね ふふふ」って事ですね

こういう句とても好きです。
口語にしてみたくなる かこさんの気持ちもわかります。

私の好みの話では「なぜか」が主観で「居り」が客観視に見えて、ミスマッチに思えてしまいます。

「初浴衣なぜか横向く貴方かな」

「貴方かな」で読み手の立ち位置が彼女と明確にして強かさをよりアピールしてみました。どうでしょうか。

点数: 1

「飛んでいけ魔女の一撃はたた神」の批評

回答者 まちる

添削した俳句: 飛んでいけ魔女の一撃はたた神

再来の魔女の一撃はたた神
の方が私は好きですが「再来の」が説明ぽい気もしてしまいます。

はたた神怯えるは魔女の一撃

難しいですね・・・

点数: 0

「かなかなの音に埋もれる谷の村」の批評

回答者 まちる

添削した俳句: かなかなの音に埋もれる谷の村

コメントありがとうございます

つめこみ過ぎに見えるって
なるほどです
卯の花腐しが字面が重いんですかね
「腐」と「失恋」がいい感じになりそうと挑戦してみたんですが・・・

五月雨に濡れて包める在りし恋

これくらいがスッキリですかね

点数: 1

「更衣の衣の増えし妻の皺」の批評

回答者 まちる

添削した俳句: 更衣の衣の増えし妻の皺

コメントありがとうございます。
推敲していたいと思います。

揚句ですが句意がわからず迷走してましたが

「更衣の衣」の増えし

増えし「妻の皺」

と増えしが2つの部分を共有してるんですね

更衣
服が増えた
増えた妻の皺

てことですね
日本語として成り立ってるのかが私には判断しかねますが、そこの問題ではなく単に私の好みで句を触らせていただくと

「妻の皺忍び数える更衣」

句意が変わってしまうのと川柳ぽくなりますね、すみません

点数: 1

「落ちし蝉吾に悔いなしとジジと鳴く」の批評

回答者 まちる

添削した俳句: 落ちし蝉吾に悔いなしとジジと鳴く

「吾に」は省略できるんですかね
落ちた蝉が「悔いはない」と鳴いてると言う意味ですよね

○落ちし蝉悔いはないぞとジジと鳴く

こんな感じどうでしょ
私好みに触らせていただくと

○蝉落ちる為果せたと鳴いてをり

為果せたと悔いなしだとニュアンスが違いますかね・・・

点数: 1

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