俳句添削道場(投句と批評)

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飛んでいけ魔女の一撃はたた神

作者 裾野奈保子  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

*忘れた頃に夫を襲うギックリ腰=魔女の一撃
「痛いの飛んで行け」も暗に込めて。

以下の点を含め
コメント、添削よろしくおねがいいたします。
①立ち位置が曖昧か
②三段切れか
*はたた神魔女の一撃飛んで行け
よりも語呂がいいとは思ったのですが…。
三段切れだとしたら
③再来の魔女の一撃はたた神
ではどうでしょう。
④季語が「付きすぎ」でしょうか。

最新の添削

腰痛を消し飛ばさむとはたた神

回答者 IZMIN

僭越ながら添削させていただきます。

「魔女」「はたた神」という非現実要素が2つ重なっていて、どちらを目立たせたいのかわかりづらいのが気になるところです。
その両者が戦っているように見せたいにしても、「一撃」の響きから魔女の方が強いのかな?と直感では思ってしまいます。

はたた神を目立たせることを念頭に添削すると上記のようになりました。

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「飛んでいけ魔女の一撃はたた神」の批評

回答者 幸福来々

霹靂神(はたたがみ)
鳴りとどろく雷。いかずち。 [季] 夏。

魔女の一撃
ドイツでのギックリ腰の呼称

俳句は基本的に一人称で読むので、作者が作者の『魔女の一撃』もしくは『はたた神』を『飛んでいけ』と言っているように読んでしまいます。
また、名詞を羅列しているので「『魔女の一撃』は〜」なのか、「『魔女の一撃』と〜」なのか『はたた神』(季語)の役割が曖昧になってしまっています。
『魔女の一撃』という表現を大事にするか、『はたた神』という季語を大事にするかで添削の方法が変わってしまうのではないでしょうか。

アイデアだけ提案しますと、再来であるということを詠むのであれば、この季節になれば必ず見る、もしくは起こるような季語を取り合わせてみてはどうでしょう。
早く治ってほしいなと詠むのであれば、痛々しい旦那様の様子に、梅雨晴間みたいな希望を持てる季語を取り合わせるとかはどうでしょう。

あんまりいい句が思いつきませんでしたが、『はたた神』を使って一番句意に近い感じの添削してみました。

無言なる霹靂神落つ夫の腰

点数: 1

添削のお礼として、幸福来々さんの俳句の感想を書いてください >>

「飛んでいけ魔女の一撃はたた神」の批評

回答者 宮武桜子

飛んで行け魔女の一撃五月晴

私は魔女の一撃は知っていましたが何パーセントの人が知っているかは??
でも、あまり句に使ったひとはいないと思うので是非使って欲しい。
魔女の一撃が変わっているので季語は考えないですっと入ってくる言葉を選んだ方がいいと思いました。
ジメジメした合間の晴れに病気も軽くなればなという気持ちを込めました。
(ギックリ腰は一度だけした事があります)

点数: 0

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添削対象の句『飛んでいけ魔女の一撃はたた神』 作者: 裾野奈保子
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