俳句添削道場(投句と批評)

鈴蘭さんの添削最新の投稿順の5ページ目

「望月や神の魔法はシンプルね」の批評

回答者 鈴蘭

添削した俳句: 望月や神の魔法はシンプルね

こんにちは。こちら拝読しました。 実を言うとピンとこなかったのですが、理由を考えてみると面白く、自分も似たような句を作りたくなるかもしれないので考えてみました。

まず気になったのが、望月/神/魔法の重複感。これはなんとなくです。
次に、望月と神の取り合わせが人を選びそうな点。神のイメージは何よりも人それぞれですし、月読命やアルテミスなどの有名どころでもなさそう。
そして、神と魔法の取り合わせも「神って魔法を使うっけ…」というひっかかりが少し。「月の魔法」ならまだファンタジックに収まるんですけれども。

そして句意をたまたま拝見しましたが、「人間はなんやかんやいふけど、単に丸いだけでっせ」を現したかったのであれば、 魔法という言葉と衝突するおそれがあります。魔法とは要するに「現実を思うように操れる不思議な方法」ですからね。天然自然流の真逆です。

というわけで、粗句ですが自分なりに捻ってみました。まずバンと満月を見せて。

望月やあるがままこそ魔法なり
まんまるの月やこの世に魔法満つ
満月や神もかたちは円かならむ

抽象的ではありますが、たまには大風呂敷の句も楽しいですね。

点数: 1

「稲穂道ポツリと歩く通学路」の批評

回答者 鈴蘭

添削した俳句: 稲穂道ポツリと歩く通学路

こんにちは。こちら拝見しました。
せっかく広大な水田を見たのに、道の一本にカメラが寄ってしまっています。取り合わせが良い感じに対照的なので、そのまま詠んでもよさそうです。
あとは田んぼがどんな状態だったか描写してもよいと思います。自分は米作に従事していないため、残念ながら詳しいことを言えないのですが…。

秋の田をひとりで帰る子どもかな

ここからさらにもうひと捻りできたら一層素敵だろうと思います。

秋の田を帰る子ひとり○○○○○
秋の田を○○○○帰る子どもかな 等。

点数: 1

「秋の田を望み聳える鳥海山」の批評

回答者 鈴蘭

添削した俳句: 秋の田を望み聳える鳥海山

こんにちは、こちらも拝見しました。シンプルかつ雄大な風景が素直に伝わってきて、これはこれで良さを感じました。

たとえば逆添削して「秋の田の向こうに聳える鳥海山」にするとつまらなくなるのは、単なる説明になるからですね。御句は「鳥海山が秋の田を遠くに望み、聳えている」という山視点の句なので、面白みが出ていると思います。

ただ、あまり自覚的ではない感じもします。望んでいる主体はどちらでしたか?
秋の田を望むやうなり鳥海山
秋の田より鳥海山を望みけり

さて、王道を行くなら客観写生ということで、山を望むのは自分です。「秋の田んぼから正面を見る」と仰っていますが、実際の自然には正面も何もなく、ただ自分が真正面に山を見たときの感動が「正面」という概念を生んだまでですから、この「正面」は使えると思います。一案として…。

秋の田の真つ正面や鳥海山
秋の田や鳥海山が真正面

点数: 1

「蒸篭出し今宵はお月見白団子」の批評

回答者 鈴蘭

添削した俳句: 蒸篭出し今宵はお月見白団子

たびたびこんにちは。こちら拝読しました。
自分もよくやるのですが、一回句をつくったあと、「これはこういうことがあったのですよ」と好きなだけ説明をしてみると、その中に良い表現が見つかることがあります。

今回は「義母が普段出さない蒸篭を朝から準備。ああ、今日は中秋の名月か」がどんぴしゃで俳句だと思いました。

普段なら出さぬ蒸篭や今日の月

お月見だから月団子、月団子だから蒸篭ではありますが、まあ月見団子でなくとも、普段やらない料理をやることが示せれば、月の特別感も引き立つのではないでしょうか。

点数: 1

「白銀と籠の橙宵の年」の批評

回答者 鈴蘭

添削した俳句: 白銀と籠の橙宵の年

雪が白銀ということで、日中の情景と取りました。すると「宵の年」は前年の暮れを振り返って指している方の意味になりますね。一旦それで読ませていただきます。

「白銀」だけだと曖昧なので、雪でよいと思います(「白銀の雪」だと冗長、よほど必要性がなければ避けたいです)。籠の橙はダイダイの実のイメージがちらつくので、橙色またはミカンにしましょう。籠も雪の上においてあるように見えるので、そうでないならこたつに……と考えていくと、どうやらこの句は情報過多です。雪を見て、ミカンを見て、ああ年が去ったなぁと思った流れを全部詰め込むのは難しいため、絞った方が良いと思います。

にしても、どう絞ったものか…。「とある年明け日、外を見ると白銀のような雪」と「かごに盛られたミカンを見て宵の年」、これら2句に分けてなお季重なり。自分は季重なり肯定派ですが、それでもしっかりと理由がない限りは避けています。つまり、年明け日に 外を見た、外に白銀のような雪、かごに盛られたミカン、宵の年の4句がここから作れることになりそうです。

点数: 1

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