「春塵やサウジカップに恵比寿顔」の批評
佐和さん、こんにちは
御句拝読しました
サウジカップといいオリンピックといい、世の中は盛り上がりに盛り上がっていますね
あいにく、私は引きこもりマンなのでどちらも見てはいないのですが、、(汗
さて本句、佐和さんは最近始められたとは思えないくらい、寓意の使い方が上手いですね
春塵の季語
もサラブレッドたちが駆けていく際の粉塵を彷彿とさせてよいかと思います
#句外ですがコメントでは舞う春塵とありますが、春塵は自然現象を差すのでそこは注意が必要かと
あとは俳句
の骨法の一つとして、直情的な言葉は使わず描写で表現する、であったり句に余白を持たせて読者に想像の余地を残す、であったりを意識されると更に成長されることかと思います
今回は直接的な表現「恵比須顔」を省かせていただいてひとつ
春塵もサウジカップに舞い上がり
ちょっとここは賛否分かれそうですが「も」を使うことで、春塵の他に舞い上がっている存在を示唆しました
ここでの暗示により他に舞い上がるのはサラブレッドの粉塵か、人々の心か、馬券か、と余白を与えることになります
また、句末のいい流しによって、舞い上がった末のことを暗示し、ここでは笑顔や悔し顔といった情緒を彷彿とさせようとしました
いかがでしょうか
以上、今後ともよろしくお願いします