俳句添削道場(投句と批評)

つちや郷里さんの添削得点の高い順の43ページ目

「エスカレーターの一歩目探す母よ秋」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: エスカレーターの一歩目探す母よ秋

幸福来々さんこんにちは。

全然冷たいともぶっきらぼうだとも思ってませんよ!
私こそ口答えじみたことをして野暮だったなと反省しております。
どうぞ遠慮なくバシバシご指摘ください。
季語の解説もありがとうございました。

御句
私の母は高齢者という枠組みに足を突っ込もうとしているところで、まだしっかりとはしていますが、いずれは御句のようになるのかなと思いました。

この句はかなりしっかりとしたテーマ性があるので、字余りや最後に季語を置くという選択になったのもうなずけます。
「秋」という季語もどことなく寂しさを感じるものなので、最小音数でこの感情を表すなら、この季語でよろしいかと思います。

「探す」という言葉ですが、エスカレーターの一歩目をどう踏み出せばいいかわからず、逡巡しているみたいな感じですね。
添削ではなく提案ですが、もっとストレートに言うとすれば、「たじろぐ」「惑う」というのもありますね。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

点数: 1

「静岡に止まらぬのぞみ月白し」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 静岡に止まらぬのぞみ月白し

イサクさんこんにちは。

スタメンの句へのコメントありがとうございます。
ご指摘の通り、破調の効果、季語の効果をもっと深く理解すべきでした。
これからもチャレンジしていきます。

月百句とは「月」という季語で百句ということですかね。
月と一言でいってもいろんな種類の月があるので、制覇してみたいですね。
考えが行き詰まったら、何の関係もないフレーズを作って無理やり取り合わせるといった強引な手段も月だったらやりやすそうですね(笑)
私は一気にバンバン作るタイプではなく、時間をかけながら作っていくタイプなので、ゆったりやっていこうかなと思います。

御句については、状況説明のようではありますが、事実ですし月百句の一環でしょうから、特に言うことはありません。

いつも勉強になります。
またよろしくお願いします。

点数: 1

「酔芙蓉吾に背を向け染まりをり」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 酔芙蓉吾に背を向け染まりをり

おかえさきさんこんにちは。

煙草の句へのコメントありがとうございました。
「良宵」は「良夜」という季語の傍題で、仲秋の名月の夜(宵)を意味する季語です。
現在の当サイトのテーマが『月』なので、それに関連した季語を使いました。

御句
情景が見えますし、なかなかの出来だと思います。
気になった点は語順ですね。
「酔芙蓉が吾に背を向けて染まっています」という文章のいらないところを切って五七五にしたようにみえます。
よくいわれる「散文の語順」ですね。

・吾に背を向け染まりたる酔芙蓉

こんな感じでどうでしょうか。
「吾に背を向け」で人間のことだと思わせ、「染まる」で何だ?と思わせ、最後に答えを出すという語順にしてみました。
「たる」ではなく「ける」や「ゆく」でも良いと思います。ここはおかえさんの伝えたいニュアンスによって変えてください。

次回も楽しみにしてます。

点数: 1

「炎天や吾子の振り抜くホームラン」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 炎天や吾子の振り抜くホームラン

コウさんこんにちは。

佳作おめでとうございます!
非常に気持ちがよく力強い句ですね。

現在募集中のお題『子規忌』は難しいですね。
ですが、子規から思い浮かぶもの(俳句、野球など)から連想すれば、それなりのものが作れると思うので、ぜひ挑戦してほしいです。
一緒に切磋琢磨しましょう!

点数: 1

「鼻歌はオペラ秋刀魚を焼きながら」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 鼻歌はオペラ秋刀魚を焼きながら

なおじいさんこんにちは。

俳句生活人選おめでとうございます。
私は俳句生活への投句は初めてでしたが、人選に選ばれることができました。
しかし、なおじいさんやイサクさんらの句をみると、何故私が選ばれたのか不思議なくらいです。
ビギナーズラックのようなものだと思って、この結果に満足せず日々精進あるのみです。

さて御句ですが
オペラという高貴なものと、焼秋刀魚という俗なものの対比が面白いと感じました。
情景も見えますし、秋刀魚を焼いている人物の上機嫌な感じも伝わってきます。
「は」という助詞選択もいいですね。
私からは特に言うことはないですね。

勉強になります。
次回も楽しみにしてます。

点数: 1

つちや郷里さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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つちや郷里さんの添削依頼2ページ以降を見る

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