俳句添削道場(投句と批評)

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エスカレーターの一歩目探す母よ秋

作者 幸福来々  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

昔は小さい兄弟3人をどこそこ連れ歩いてくれてたのになぁ。。。

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「エスカレーターの一歩目探す母よ秋」の批評

回答者 つちや郷里

幸福来々さんこんにちは。

全然冷たいともぶっきらぼうだとも思ってませんよ!
私こそ口答えじみたことをして野暮だったなと反省しております。
どうぞ遠慮なくバシバシご指摘ください。
季語の解説もありがとうございました。

御句
私の母は高齢者という枠組みに足を突っ込もうとしているところで、まだしっかりとはしていますが、いずれは御句のようになるのかなと思いました。

この句はかなりしっかりとしたテーマ性があるので、字余りや最後に季語を置くという選択になったのもうなずけます。
「秋」という季語もどことなく寂しさを感じるものなので、最小音数でこの感情を表すなら、この季語でよろしいかと思います。

「探す」という言葉ですが、エスカレーターの一歩目をどう踏み出せばいいかわからず、逡巡しているみたいな感じですね。
添削ではなく提案ですが、もっとストレートに言うとすれば、「たじろぐ」「惑う」というのもありますね。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

句の評価:
★★★★★

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「エスカレーターの一歩目探す母よ秋」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

幸福来々さん、こんにちは。
御句拝読しました。
これは共感しますねー。私の母も晩年はこうでした。でもこのような光景を「まごつく」とか「怖がる」とかとは言わずに「一歩目探す」という措辞にするところ、幸福さんの優しさが出ていますね。

このままいただきたいのですが、どうも下五に駆け足で季語をくっつけたような気がします。
俳句でエスカレーターを使うと長いからどうしても他のところにシワ寄せがいきますよね。

私は、上五の字余りは固有名詞ですからOKだと思いますので、いっそ思いきり字余りにしてこんなのはどうかと。

・秋の日やエスカレーターの一歩目探す母

最初はこれを五七五にしようと思って、

・秋の日やエスカの一歩目探す母

とかにしようと思いました。でもエスカなんて言うか?という疑問と、あとどうせ中八ならもっと余らせてみようかと思って上記のように提案させていただきました。

お母さん、大事にしてあげてください。私はいつも「いちに、さん!」で一緒に乗っていました(笑)。懐かしい。

点数: 1

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