「海の日やプラスチックの塵数多」の批評
回答者 ハオニー
添削した俳句: 海の日やプラスチックの塵数多
時事問題を句にする難しさですね
これでは「ゴミのぽい捨てはいけないよ」と明らかに狙いすぎています
プラスチックごみが散らばった海岸や沈んでいる海底の描写の方が俳句の基本に近いはずです
何も語らずして訴える姿勢がないと、俳句のふりをした標語です
私が時事俳句やるとこうなります
PETゴミ散らばる浜ぞ夏の果
点数: 5
回答者 ハオニー
添削した俳句: 海の日やプラスチックの塵数多
時事問題を句にする難しさですね
これでは「ゴミのぽい捨てはいけないよ」と明らかに狙いすぎています
プラスチックごみが散らばった海岸や沈んでいる海底の描写の方が俳句の基本に近いはずです
何も語らずして訴える姿勢がないと、俳句のふりをした標語です
私が時事俳句やるとこうなります
PETゴミ散らばる浜ぞ夏の果
点数: 5
回答者 ハオニー
添削した俳句: 悪友の白衣を着たる晩夏かな
お久しぶりです
手直しは無理なタイプの句だと思っていたら、意見だけでいいようなので...
これは「作者が悪友の白衣を着た」だと思いました
わざわざ「着たる」なんて書かなくても、「悪友の白衣」だけあれば悪友が白衣姿かなと伏線張ることが出来ますからね
だとすると、この悪友は既に亡くなっていて形見である白衣を作者がそっと羽織ってみたという感じなのでしょう
それなら
悪友の白衣を借りて夏の果
の方がイメージ的に近いかと勝手にそう思っています
真相は藪の中ですね
点数: 3
回答者 ハオニー
添削した俳句: 草の息吐けばひらりの草かげろふ
はじめましてハオニーです
草の息と草かげろふで季語2つだというのは知っている前提で書きます
主役は「草かげろふ」としたいはずなのに、「草の息」に対する擬人化「吐けば」が使われています
そもそも「草の息」も擬人化の要素のある季語で、主役が食われています
「草いきれ」の傍題が「草の息」だったと思います
脇役の擬人化の要素を消して主役を立てましょう 虫くん俳句なのですから
草いきれより又ひらり草かげろふ
私は蜉蝣なら「ひらり」が格好いいと思います
久々の勝負で、見当違いが多々かもしれませんが
点数: 2
回答者 ハオニー
添削した俳句: もろもろの管とれし朝菜の花蝶と化せ
詩をつくろうとする意志が強靭ですね
こういうのを待っていました
昔のハオニーなら、自分なりにみつけてくださいと言ったでしょう
しかし、今の私は可能性を示すことが出来ます
一人で悩むのもいいものですが、意見が目に入ってくると自然と変われるものです
自分が今どういう状況なのかを短い言葉で伝えきること、これが一番大切です
きっと、「当然だ!」と一蹴されるでしょう
「もろもろの管『取れし』」まで言わないと、「もろもろの管」だけでは病床だと推理できなさそうです
それならば「もろもろの」という説明ではなく、状態を表せる言葉を探してみましょう
もろもろの医療用の管は、今どうなっているのですか?
体につながれているのではありませんか?
つながれし管ぞ菜の花蝶と化せ
菜の花の花びらが蝶のように空を舞うように、自分も早くこのつながれた管から放たれたい
そういうノンフィクションがきちんと十七音に収まると、やはり堂々として見えてきます
破調・字余りで不安な気持ちを表現するのもいいことですが、みそまめ様はそのような心を望まないのでしょう
私もそのような心は望みません
俳句はだいたい十七音と普段の私は言っていますが、十七音は理想の型とも言っております
理想を追求する姿勢だけは、絶対に失ってはいけないのです
点数: 2
回答者 ハオニー
添削した俳句: 給湯の音に変わりて大嚔
最近、俳句に関して悩まなくなってしまったハオニーです
安定したのか、伸びなくなったのか、朧気に答えは分かっています
音は「ね」ではなく「おと」と読むのが適切でしょう
「ね」だと給湯の音が心地よい、というようないい印象が強く出てきます
そうなると
給湯の音(ね)に変わりたる大嚔
と、大嚔なのにお上品な感じがして違う気がするのです
わざわざ「大」をつけているのですから
塩豆様にとって、ここまでの感想は予想済みだったかもしれません
ここからが本題です
「変わりて」は叙述っぽいので、「変わるや」の方が近いと思います
でも私なら
給湯の音(おと)と変われる大嚔
と、「変われる」と可能の助動詞を入れ、大嚔にはそれだけの力があると言い切るでしょう
確かに投稿したとして、ダメだと即決されるような一句ではありません
「あるある」というものを感じます
閃きや技術は、締切前に出てくるとは限りません
だから、そのとき持っているもので勝負するしかないのです
点数: 2
最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。