俳句添削道場(投句と批評)

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もろもろの管とれし朝菜の花蝶と化せ

作者 みそまめ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

十万人に一人という珍しい病気のため、医者もあまり認知しておらず、研究も進んでおらず、治療方も確立しておらず、そんな病に何故自分が選ばれたのか?日々己の身体が壊れてゆく恐怖を忘れるために、十七文字の言葉を探す毎日です。もろもろの管とは、医療用の管のことです。菜の花蝶と化すという季語の使い方は、大丈夫ですか?

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「もろもろの管とれし朝菜の花蝶と化せ」の批評

回答者 ハオニー

詩をつくろうとする意志が強靭ですね
こういうのを待っていました

昔のハオニーなら、自分なりにみつけてくださいと言ったでしょう
しかし、今の私は可能性を示すことが出来ます
一人で悩むのもいいものですが、意見が目に入ってくると自然と変われるものです

自分が今どういう状況なのかを短い言葉で伝えきること、これが一番大切です
きっと、「当然だ!」と一蹴されるでしょう

「もろもろの管『取れし』」まで言わないと、「もろもろの管」だけでは病床だと推理できなさそうです

それならば「もろもろの」という説明ではなく、状態を表せる言葉を探してみましょう
もろもろの医療用の管は、今どうなっているのですか?
体につながれているのではありませんか?

つながれし管ぞ菜の花蝶と化せ

菜の花の花びらが蝶のように空を舞うように、自分も早くこのつながれた管から放たれたい
そういうノンフィクションがきちんと十七音に収まると、やはり堂々として見えてきます
破調・字余りで不安な気持ちを表現するのもいいことですが、みそまめ様はそのような心を望まないのでしょう

私もそのような心は望みません
俳句はだいたい十七音と普段の私は言っていますが、十七音は理想の型とも言っております
理想を追求する姿勢だけは、絶対に失ってはいけないのです

点数: 2

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「もろもろの管とれし朝菜の花蝶と化せ」の批評

回答者 宮武桜子

もろもろの管とれし朝風光る

この句の中で「もろもろの管とれし」が肝だと思いました。インパクトがあり、字余りの季語を最後に持ってくると、それが弱まるのではないかと思いました。🙇‍♀️

点数: 2

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「もろもろの管とれし朝菜の花蝶と化せ」の批評

回答者 腹井壮

まめみそさん、こんばんわ。いつもコメントありがとうございます。

そのような難病とは知らず菊池洋勝さんを紹介した事に驚きました。安っぽい言葉でみそまめさんを励ますつもりはありませんが、俳句がみそまめさんを支えてくれるのなら同じ趣味を持つ者として嬉しい限りです。
ところでこの句は取り合わせの距離感が絶妙ですね。「せ」の命令形も技ありです。

菜の花蝶と化せ全身の管とれし朝

参考になれば幸いです。

点数: 1

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添削対象の句『もろもろの管とれし朝菜の花蝶と化せ』 作者: みそまめ
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