「山の日や手枕越しのお国富士」の批評
回答者 ハオニー
添削した俳句: 山の日や手枕越しのお国富士
拝見しました
「お国富士」ってなんだか分からないから、手直しのしようがないのでしょう
ごろ寝しながらテレビなどで富士を見る、ということでしょうか?
私なら
山の日のこだま行き交う樹海かな
くらい「富士」を避けます
山の日と富士山は関係が深いものですから
点数: 1
回答者 ハオニー
添削した俳句: 山の日や手枕越しのお国富士
拝見しました
「お国富士」ってなんだか分からないから、手直しのしようがないのでしょう
ごろ寝しながらテレビなどで富士を見る、ということでしょうか?
私なら
山の日のこだま行き交う樹海かな
くらい「富士」を避けます
山の日と富士山は関係が深いものですから
点数: 1
回答者 ハオニー
添削した俳句: これよりは馴れぬ自転車いわし雲
急ぎすぎましたね
意見はいろいろありますが、今は俳句に関して詳しいことは何も言えません
賞に投稿した作品ならば、選者の妨げになる可能性がありますから
実際の集会で意見を募る分には分からなくもないですが、ネット上ではまずいです
まだ「賞に投稿した作品です」と言っているだけいい方です
体験談がありますので...
私に添削を希望したAさん(仮名)が「実は結果発表前のとあるコンクールに投稿した作品でした」ということを隠していて、後でそうだと分かったことがありました
私はこの時点で、Aさんは絶対伸びないと見限りました
結果発表がある前に自分の投稿した作品を発表するのは、テレビ番組のネタバレをする芸能人とほぼ変わりません
そうなってほしくはないです
たぶん、私も指導者側に回らなければこういう意見は言えていなかったと思います
指導者側としてはひよっこの私からヒントを一つ
「大胆な上五なの」
点数: 1
回答者 ハオニー
添削した俳句: 御先祖に倣ふを習ひ盆支度
おひさしぶりです
映像化を完全に諦めたのか、怠ったのかは聞きません
それっぽく見える俳句かもしれませんが、私は虚ろと感じます
「ならう」で韻を踏もうにも半端、盆仕度と御先祖は近いです
歴史的仮名遣いにした理由を察することが出来ることだけが高評価です
「倣うを習う」とは字面通りならば、「真似を定着させる」という意味なのでしょう
しかし、「習う」には「倣う」の意味合いは入っています
敢えて重ねる意図に疑問はあります
雰囲気だけの俳句より、共感狙いの方がいいでしょう?
独り身や本家に倣ひ盆仕度
点数: 4
回答者 ハオニー
添削した俳句: 電線の季節飾りや赤とんぼう
おひさしぶりです
中七失敗かどうかを決めるのは鳥越様にお任せします
しかし、「季節飾り」の対象がうまく絞れていないことは認めざるを得ないでしょう
電線に赤トンボが止まっているシーンを描きたかったのかと、私はそう思いました
たくさんなのか単独なのかは不明ですが、勘ですがたくさんでしょう
でもそれだとオリジナリティが足りないから、苦し紛れに「季節飾り」と入れたのだろうと推理しています
目線を少しずつ動かしていける、そんな言葉を私なりに探してみました
暗喩を使います
電線のエンドロールや赤とんぼう
これだと、赤とんぼが電線の一部分に密集している様子が想像しやすくなります
中七失敗かなとおっしゃっていましたので、敢えて中七以外は変えません
上五も下五も変えなければならない理由はありませんから
点数: 3
回答者 ハオニー
添削した俳句: 色失せし挙動不審な月笑ふ
「血の失せて」にしなかったのは間違いなく正解です
擬人化の要素を詰め込みすぎると、重たい句になりますから
私は「笑ふ」の位置が気になります
「挙動不審」が「月」にかかると、「笑ふ」の怪しさが効果不足に陥ります
いっそのこと「笑ふ」を「挙動不審」で修飾してみると、「月」が最後に出てきて怪しい謎が解ける展開になると思います
色失せて挙動不審に笑ふ月
余談です
失敗しやすい言葉、敢えて伏線を張る、抽象的、私はどれも否定しません
成功か善戦か失敗かを見極めているだけですから
いい例として
「豪雨の登山これより先は神の庭」
という句があります
「これより先は」の伏線からの抽象的で失敗しやすい「神の庭」の一句は流石だと思っています
点数: 2
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