「あたたかき風を孕みて夏柳」の批評
回答者 独楽爺
添削した俳句: あたたかき風を孕みて夏柳
こんにちは。
ゴンドラの句にコメント頂きありがとうございます。
実は、ゴンドラは惑星の意味ですが心情はしっかり捉えていただいているようで安心です。俳句の余白というテーマですが難しいですね。
御句ですが、上五のあたたかきの解釈は心の温かきと心情を折り込んだ詩的措辞と読み取りました。温かきならば季重りではないという理解です。
夏柳の風を孕む情景に心温かきものを感じるという句意で成立していると思います。
ただ、孕むという情景は中七で完結、すなはちあくまでも風の孕むで一句とし、季語との取り合わせとする方が句に膨らみが出るかなと思います。
"あたたかき風孕むや夏柳
こんな俳句が参考になりそうですね。
"あたたかな雨がふるなり枯葎 子規
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1