俳句添削道場(投句と批評)

腹井壮さんの添削得点の高い順に並んでいます

雨雲や逃れた丘に夕立雲

回答者 腹井壮

添削した俳句: 雨雲と高きに登る僕がいる

ハオニーさん、こんにちわ。

原句を一読した時に感じたのは正直ハオニーさんにしては緩い表現だなと。

反面、これが現代俳句だとすればそれもその通りだと思います。

エラソーな事を言っておきながらこの添削が原句より良くなっている自身ももありませんが。

ところで雨雲は歳時記によっては季語になっているのかもしれませんが、自分の手元にあるものやネットでは季語とする記述がありませんでした。

点数: 7

「添削の礎いずこ蝉時雨」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 添削の礎いずこ蝉時雨

るまりさん、こんにちは。

添削依頼者からの御意見は非常に貴重です。

自分は賞金・商品稼ぎの俳人モドキでエセ柳人です。

そんな自分が俳句を愛しているかといえば「イエスと」言えば嘘臭いので「ノー」とはっきり申し上げます。

でも俳句が楽しいかと言えば「イエス」であり俳句の楽しさを多くの人と分かち合いかと問われればそれも「イエス」と答えます。

酔いどれ防人さんがおっしゃってましたが自分も本来はどんな方に対しても添削できる立場にはありません。

ただ、便宜上「添削」という言葉を使って自分だったらこう「推敲」しますよと申し上げているに過ぎないのです。

おそらく他の方も同じような気持ちで今まで「添削」されていたのではないでしょうか。

もし、多少なりとも依頼者のお役にたてるなら今後も「添削」ではなく「推敲」致します。

ハオニーさんは、現在ある程度以上のお弟子さんや後輩を抱えていらっしゃる方なんでしょうね。

自分はご承知のように俳句や川柳を賞金・商品稼ぎの手段としている賎しい者なので結社等の事情は全くといっていい程存じ上げません。

ただ、ハオニーさん自身が指導法や指導者の養成等に何か思う事があったのだろうと察しています。

点数: 6

名月を掴む望遠レンズかな

回答者 腹井壮

添削した俳句: ファインダー覗いて掴む秋の月

大浦美津子さん、こんにちわ。

掴める筈のない月を掴むと言い切る事が俳句らしくていいですよね。

でも覗くは不用だと思います。

それと月は元々秋の季語なのので「秋の月」は不自然な感じがします。
自分の勉強不足や知識不足でしたらどなたか御指摘を。

名月を掴むシャッターチャンスかな

というのも考えてみました。

句意に近い形になっていれば幸いです。

点数: 5

「添削の礎いずこ蝉時雨」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 添削の礎いずこ蝉時雨

ハオニーさん、こんにちわ。

管理人のかぎろいさんがこの機能を開発した本当の理由はわからないのですが、ハオニーさんが登場されるまでは「添削道場」ではなく「添削トキワ荘」状態だったわけです(世代が違って意味が通じなかったら御容赦を)。

確かにお互いの添削を披露しあうのは楽しくて勉強にもなったのですが、句歴が浅くハオニーさんから見ればひよっ子達が卵を温めるような行為に限界も感じていました。

果たしてこれが添削依頼者の為になっているのか?

添削っていうのはこうするもんだというお手本を見るに見かねてしてくれる方はいないのか?

そう思っている時に現れたハオニーさんの存在がとても嬉しかったです。

コメントを見ているだけでもただの俳句巧者ではない事はすぐわかりましたし、実作も指導にも実績をお持ちの方だと思いました。

さて、自分が人様の句を添削する時は自分の句を推敲するように添削する事を心掛けています。

そうする事でなるべく句意に添えるし字面もあまり変えないように添削できるのではないかと思っています。

ここは管理人のかぎろいさんの意見も聞きたいですね。

点数: 4

「書初の右手を持ちて一画目」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 書初の右手を持ちて一画目

かぬまっこさん、こんにちわ。
いつもお世話になります。

原句のままではただの報告句です。左利きの人も書道では右手に矯正されますし一画目を入れなければ何も始まりません。でもコメントに
>◆書初の子の右手持ち一画目

とありこちらはやはり右手が不用ですがとても良い句だと思います。
まだ字をちゃんと書けない子供の書き初めに親御さんの手が添えられる様子が描かれています。

そこで添削案として

書初や子の手に添ふる一画目

ではいかがでしょうか

点数: 4

腹井壮さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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腹井壮さんの添削依頼2ページ以降を見る

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