俳句添削道場(投句と批評)

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ファインダー覗いて掴む秋の月

作者 大浦美津子  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

十五夜ではありませんがふと空を見ると見事な月が出ていましたので慌てて三脚をたて望遠レンズで見事キャッチしました。ファインダーを通して見ると手が届くほど近く見える秋の月です。

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ファインダー越しに掴める月あかるし

回答者 ハオニー

遠近法を利用した一句ですね
手元のカメラのファインダーから、遥か彼方の月を掴まえるところを描写するあたりが詩的な表現ですね

問題点は「覗いて」と「秋の月」です
ファインダーを覗くと言わなくてもファインダー越しといえば、カメラなどを構えた手元のアップをイメージできます

もうひとつ、「月」は単独で秋の季語です
わざわざ「秋の」とつけるには相当な理由が必要です
「名月」とするのも手ですが、1年に1度の特別な「中秋の名月」のことを言うため、説明にある通りにすると「月」で勝負するしかないなと思いました

備考
あかるし
1.光が射してよく見える
2.色が澄んで華やか

わざわざ字余りにしてまで、遠くの月の見事さを表現したかったのです

点数: 2

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名月を掴む望遠レンズかな

回答者 腹井壮

大浦美津子さん、こんにちわ。

掴める筈のない月を掴むと言い切る事が俳句らしくていいですよね。

でも覗くは不用だと思います。

それと月は元々秋の季語なのので「秋の月」は不自然な感じがします。
自分の勉強不足や知識不足でしたらどなたか御指摘を。

名月を掴むシャッターチャンスかな

というのも考えてみました。

句意に近い形になっていれば幸いです。

点数: 5

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添削対象の句『ファインダー覗いて掴む秋の月』 作者: 大浦美津子
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