俳句添削道場(投句と批評)

弥平さんの添削得点の高い順の3ページ目

「風鈴を鳴らさぬやうに吊しけり」の批評

回答者 弥平

添削した俳句: 風鈴を鳴らさぬやうに吊しけり

 腹胃壮殿コメント有難う御座います。

 ニュースでは白昼敷物に寄って座って青年も交え西瓜を食う。
彼等の男らしく在りたい熱意に共感した。私も男でありたい。
西瓜の皮の成分を研究して下さい。それと干無花果も。

 風鈴仕舞ひの句は夏仕舞の句ですね。季として季の名残かな。
季が弱いのであまり詠まれていないかも。私の身の周りでは、
衣服・寝具・草履・麦藁帽子・扇風機・粗品の団扇・香取等で、
情緒ある余韻のある仕舞い方の句が詠めたらと気付いた。

点数: 1

「手花火の主な消えそね映り水」の批評

回答者 弥平

添削した俳句: 手花火の主な消えそね映り水

 唯我独善さんコメント有難う御座います。

 菅原道真公の「春な忘れそ」は「春を忘るな」の意と習った。
とすれば、古語「主を消すな」は「主な消しそ」でいいのかな。
続いて、口語「主を消やすな」は「主な消やしそ」となりそう
だが、古語と口語の混用は禁止で不可。命令形のパンチがない。

 想い人を「主」と書いて「ぬし」呼ぶのは、沖縄のユンタの様。
「主な消しそ」を「ぬしなけしそ」のふりがなで6文字で字足らず。
念願の句意とは言い乍ら、「そ」に続く「ね」は誤記か知らん。
そこで提案、「間」の「ま」を前に置いて6・6・5の句にする。
 
『手花火の間/主な消しそ/映り水』

 これで句意が明瞭になる、しかし韻文の流れが悪い。ところで、
こんな古文の構文を俳句で使うかや。係結びの反語だなんて。

点数: 1

「鴨居に移してほろりと姉の盆」の批評

回答者 弥平

添削した俳句: 鴨居に移してほろりと姉の盆

 千日草殿 今日は
鴨居は戸口の上の横柱で、遺影を飾るに不適切。
普通は仏間の長押の上に遺影を飾るのものです。
拙者なら 『盆過ぎて姉を長押に飾る今朝』

点数: 1

「アルプスへ必死に駆ける浜風と」の批評

回答者 弥平

添削した俳句: アルプスへ必死に駆ける浜風と

 徹之殿 今日は
浜風が季語とは知りませんでした。
甲子園の浜風は海から1塁側より3塁側に吹く。
浜風が向かい風なら味方の応援団は1塁側。
逆転さよなら勝ちで、1塁側は歓喜止まず。

拙者なら 『浜風を頬に駆け寄るアルプスへ』
先攻1塁側『浜風を背に駆け寄るアルプス席』

点数: 1

「滝壺を出でし流れは青やかに」の批評

回答者 弥平

添削した俳句: 滝壺を出でし流れは青やかに

公民館講座三年目突入の私です。7月9日に第一回。
 私には『滝壺を/出でし流れは/青やかに』は
五七五の音数合わせで、表現が冗長になっている。
『滝壺を/出し流れ/青し』で五五三で四音余り。
『滝壺を/出し水/青し』 で五四三で五音余り。
五音余りを活用したい。私なら『たぎる』を使い、
『白滾る/滝壺を出て/水青し』なんて、月並み。

点数: 1

弥平さんの俳句添削依頼

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