「運動会ブルマじゃ無いと爺嘆く」の批評
餡ころ餅さん、こんにちは。
御句拝読しました。
まずはコメントの問いかけに対する答えですが、兼題は基本的にはそのまま使用して作句するべきです。
この道場で多くのメンバーが応募している「俳句ポスト365」という句選でも、毎月お題が出ますが、そのお題をそのまま使うのが唯一のルールであり、兼題の注意書きで、「傍題(子季語)の使用も可ですが、まずは兼題と真正面から取り組んでみてください。」となっています。これが普通の形だと思います。
一方、テレビの「プレバト」の俳句コーナーなどは、バラエティ感を出すために、お題はあるものの、そこから連想することで詠んでいいことになっています。ある意味、ショーですからね、幅を持たせないと。
NHK俳句でも、毎回お題(季語)は決まっていますが、先生により、お題を決めずに「テーマ」として(例えば「スポーツ」)、季語は自由、などという場合もあります。
そしてこの道場ですが、見てお分かりの通り、全く自由です。お題で詠んでもいいですし、そうでなくてもいい。ただ、どちらの場合でも、季語は当然必要で、適切か、活きているかとか、立っているか等の評価はされます。それは俳句ですから最も注目すべき点で当然のことです。
最後になりましたが、御句について、二点、気になりました。
一点目、「ブルマじゃ無い」は「ブルマじゃない」が正しいです。無いはゼロ、ないはnotです。
二点目、お気持ちはわかりますが、俳句はある程度の品を保ちたいです。お爺さんのためにも、
・運動会爺はブルマを懐かしみ
くらいではいかがでしょうか。
よろしくお願いします。