「枯木から木の芽き出す日和かな」の批評
回答者 なお
東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。まず、タイプミスと思いますが、中七は、「木の芽吹き出す」ですね?
そうだとしてコメントさせていただきます。
御句、季語が厄介です。枯木は冬の季語です。また、「木の芽」ですと、俳句
では(私の手元の歳時記
では)山椒の木の芽を指します。
一般に、木々の芽が吹き出すさまは、「木の芽時」という季語があります。これは「このめどき」と読みます。
御句は、この「木の芽時」という季語ひとつで語れます。生命力も。
とりあえずこの辺で失礼します。
点数: 2
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いつも、親切で丁寧なアドバイスを頂きありがとうございます。
幹の中心部分は空洞になっている、枯れ木と見える木の枝の先に、木の芽が出ていました。
生命力の強さを感じました。
ただ、日和で吹き出すというのは、安易な表現だと思っています。
もっと、「生命力」について詠むにはどうしたら良いでしょうか?
よろしくお願い致します。