俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の高い順の1227ページ目

「鈴の音にフランクカステラえべっさん」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 鈴の音にフランクカステラえべっさん

ぼよんさん、こんにちは。このお名前では初めましてですね。

御句拝読しました。私は関東ですのでえべっさんは詳しくないのですが、「商売繁盛で笹持ってこい」の、きれいなお嬢さんが並ぶ、あれですね。

御句、「フランクカステラ」が気になりました。中八であることと、一つの名詞のようであることです。
要するに沢山のお店が出ていたということがおっしゃりたいと思いますので、次のようなのはいかがでしょう。

・鈴の音に屋台華やぐえべつさん

昨年はコロナで沈滞していたが、今年は少し華やいできたという意味も込めて。

点数: 0

「目に見えずつららの針に胸痛む」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 目に見えずつららの針に胸痛む

栗駒和心さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。褒めてくださいとのことですので、優しくお伝えしますね。
まず、俳句の基本の五七五の定型をしっかり守っていらっしゃいますね。素晴らしいです。大切な季語も一つ入れていますね。

次に俳句の内容です。
「目に見えず」とのことですが、俳句は、目の前の景色を瞬時に切り取り、端的に伝えるものです。目に見えないものを伝えようとするのは無理ですね。最初から破綻していますが、こういう句も、うまく詠めたらとてもいい句になります。そこに挑戦しようとしていらっしゃるのですね。
「目に見えないつららの針」、この表現は、何がなんだかわかりませんが、読み手の想像を駆り立てます。
また、下五の「胸痛む」。ちゃあきさんがおっしゃっていますが、俳句では感情は詠まないのです。景色を描写して感情を表すのです。胸痛む、と言うのではなくて、そう思わせる何かがあったと思いますが、それを描写するのです。そうして、ああ、こんなことがあったのなら、この作者は胸が痛んだろうなぁ、と思ってくれればしめたものです。

点数: 0

「かさかさと懐炉振る手の早き朝」の批評

回答者 なお

添削した俳句: かさかさと懐炉振る手の早き朝

こんにちは。大猫様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。
ん?私は、あまりに寒いので、懐炉が早く暖まらないかと急いでカサカサ振る様子の句と読んでしまいましたよ。
でも今、自分でこのコメント書いていて、それなら「早く」でなく「速く」か、と、誤読を認めざるを得ないことに。

そこで提案させていただきます。

手を速く振る場合
・かさかさと懐炉振る手の急ぐ朝
朝が早い場合
・かさかさと懐炉振る手や朝ぼらけ

点数: 0

「パトカーが直進します締り雪」の批評

回答者 なお

添削した俳句: パトカーが直進します締り雪

こんにちは。長谷機械児様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。パトカーが事故起こしては本末転倒? ですから、いくら優先車両といえども交差点とかは慎重ですよね。

さて御句、ほかの方もおっしゃっていますが、締まり雪、というのがどうもよくわかりませんでした。この「わからない」というのは、私が季語とほかのことを合わせるということに慣れていないためであり、お気になさらなくてもいいと思うのですが、げばさんの提案句の、「雪催い」ですと、ゾクゾクするほど景が見えました。悔しいですが(笑)。
パトカーのマイクの声を聞いて、自分には関係ないとはいいながら、なんだか不安になってくるような微妙な気持ちと、雪が降りそうだという様子は、近くも遠くもなく絶妙です。
やはり悔しいので、私も提案句置かせていただきます。申し訳ありませんが、パトカーのセリフも少し変えさせてください。

・パトカーが直進だとよ雪の中

点数: 0

「小春日の裏道行きて春遠し」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 小春日の裏道行きて春遠し

やまちゃん、こんにちは。
御句拝読しました。
このお気持ち、よくわかりますよ。暖かいなぁ、もう春だなぁとか思って気持ちよく歩いている。ところがちょっと細道へ入るとそこは日陰になっていて肌寒い。ああ、やはりまだ春は遠いなぁ、という句ですよね。
ただ、俳句は結構季語、というか季節の取り扱いが厳しいですから、このようなお気持ちを表すのは結構難しいのです。コメントでげばげばさんがおっしゃっているように、小春はきれいな季語ですが、時期が過ぎてしまったので、ここは「春遠し」を生かしましょう。

・駅までの裏路地のゴミ春遠し

最後に、私も一言申し上げますが、「添削よろしく」は私も少し気になりました。げばさんも私も、勉強だ、練習だと思って一生懸命にご提案させていただいていますが、他の方々には礼儀作法というものが必要だと思いますよ。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

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