「鬱々なかぐや姫の目に秋の月」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 鬱々なかぐや姫の目に秋の月
こんにちは。白南風様、いつもお世話になってます。
御句、二物の取り合わせの句として評価されていますね。
私は取り合わせというものをまだよく理解していないのですが、白南風さんは、取り合わせを意図なさっていますか?
私は、俳句で「かぐや姫が秋の月を見つめて鬱々としている」と詠んで、コメントで、「皆さんは、かぐや姫は月を見てどう思っていると思いますか?」と聞いていると理解しました。
そこで卯筒さんは、「かぐや姫は、本当は月には帰りたくなかったのではないか」とおっしゃっています。
私は、白南風さんは最初に自分の見解を言わなくてもよかったのでは?と思いました。すなわち、上五の「鬱々と」。「私はこう思っているが皆さんはどうですか?」ということだと思いますが、例えば、
・かぐや姫秋の月見て何思ふ
・月を見て何を思ふやかぐや姫
こんなふうに、ご自身の見解はあえて抑えて、読者にそれぞれ考えてもらってもいいのではないかと思いました。
古巣(?)へ帰りたいのか、帰りたくないのか…。雪女も鶴の恩返しの女の人もそうですが、本心としてはどうだったのか知りたいですねー。
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