俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の高い順の1226ページ目

「鬱々なかぐや姫の目に秋の月」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 鬱々なかぐや姫の目に秋の月

こんにちは。白南風様、いつもお世話になってます。

御句、二物の取り合わせの句として評価されていますね。
私は取り合わせというものをまだよく理解していないのですが、白南風さんは、取り合わせを意図なさっていますか?
私は、俳句で「かぐや姫が秋の月を見つめて鬱々としている」と詠んで、コメントで、「皆さんは、かぐや姫は月を見てどう思っていると思いますか?」と聞いていると理解しました。
そこで卯筒さんは、「かぐや姫は、本当は月には帰りたくなかったのではないか」とおっしゃっています。

私は、白南風さんは最初に自分の見解を言わなくてもよかったのでは?と思いました。すなわち、上五の「鬱々と」。「私はこう思っているが皆さんはどうですか?」ということだと思いますが、例えば、
・かぐや姫秋の月見て何思ふ
・月を見て何を思ふやかぐや姫
こんなふうに、ご自身の見解はあえて抑えて、読者にそれぞれ考えてもらってもいいのではないかと思いました。

古巣(?)へ帰りたいのか、帰りたくないのか…。雪女も鶴の恩返しの女の人もそうですが、本心としてはどうだったのか知りたいですねー。

点数: 0

就中見るべき月は今宵なり

回答者 なお

添削した俳句: 第二回俳句しリとり実施中

58句目。
前句:なかなかのかなかなが唐傘のなか
楽しい韻の句ですね。

拙句、「就中」は「なかんずく」と読みます。皆さん難しい言葉を漢字でお書きになるので私も倣いました。
この句で、「満月の夜が一番」と読めるでしょうか?

次は「なり」です。

点数: 0

「夕焼けや海の向こうに道照らす」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 夕焼けや海の向こうに道照らす

たまさん、こんにちは。初めまして。
御句の感想と提案句を置かせていただきます。

御句、いい感じではないですか?共感します。確かに夕焼けは一抹の寂しさがありますが、考えようで「明るい明日の予告編」と捉えることもできるでしょう。
俳句の場合、伝えたいことをその通りに伝えるために、数々の助詞を上手く使うことが重要になってきます。
この点については、私などよりももっと詳しくて、わかりやすく解説してくれる方が続いてくださることを祈ります。
一言だけ、原句では、「海の向こうに」と言っていますね。この「に」だと、海の向こうのどこか別の国だけに夕日が照らされてしまって、ここから続いている感が出ないのです。
そこで「海の向こうへ」としましょう。そうするとどうでしょう、ここから向こうまで、道が続いている感じがしませんか?「海の彼方へ」「沖のかなたへ」という表現でもいいと思います。
ただ、こうした情景は、昔から多くの人々に詠まれてきたので、ちょっと新鮮味がどうかなという心配はありますね。

私はこの辺で失礼しますが、他の方々のコメントを大いに参考になさって、またこ投句ください。

点数: 0

「寝静まる自宅への道月明かし」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 寝静まる自宅への道月明かし

こんにちは。ダック様、いつもお世話になってます。
御句、こういうことってありますよね。私は最近はそれほどの深夜に帰ることはなくなりましたが、会社の帰りにふっと空を見上げると大きなお月様が。私の行く先を照らしてくれているのは街路灯だとはわかっているものの、月も役に立っているよな、昔の人はこれだけで歩いていたんだからすごいよな、と思うことがあります。

提案句いくつか置かせていただきます:
寝静まり月の明るき家路かな
寝静まる家路を月の照らすかな
寝静まる家路に注ぐ月明り

点数: 0

舌の上新酒ころがす真面目顔

回答者 なお

添削した俳句: 第二回俳句しリとり実施中

63句目。
前句:粥やらう物乞ひつどう橋の下

圓生師匠ですか。何の噺かパッとわかりませんが、情景は浮かびます。
うまい句ですね。

拙句は蔵元で新酒の味見をした経験の句です。

次は「かお」、「がお」です。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

三が日物置と化す仕事部屋

回答数 : 14

投稿日時:

脱ぎ捨てし息子の背丈冬のシャツ

回答数 : 14

投稿日時:

新年会犬の散歩に帰る友

回答数 : 19

投稿日時:

二人して物干し台の初日の出

回答数 : 16

投稿日時:

出す出さぬ迷ひし友の賀状着く

回答数 : 20

投稿日時:

なおさんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

卯の花やまだ雨ふらぬ昼下がり

作者名 シゲ 回答数 : 3

投稿日時:

春風や園児を乗せし箱車

作者名 久田しげき 回答数 : 1

投稿日時:

水桶に浸かりし瓜は胎児ごと

作者名 めいしゅうの妻 回答数 : 3

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ