「橋の下に花屑ひとつ流れ来る」の批評
回答者 なおじい
添削した俳句: 橋の下に花屑ひとつ流れ来る
こんにちは。卓鐘様、いつもお世話になってます。
拙句「蝶よ蝶」にコメント有難うございました。まるで心の中を覗かれているよう!
と言うか、そのように読んでいただければ、お題が替わっても出した甲斐があります。確かに言葉選びや詰めは今一つと思いますが、根本のところでご理解いただけて嬉しく思いました。
さて御句拝読しました。私は浅学にして花屑という季語を知らず、つい最近知りました。桜が散って、言い方は悪いが屑のようになっているのだと。今朝の私の通勤路の桜並木も、花びらとガクが積もるほどになっていました。ああこれが「花屑」かと思いました。
そのため、御句の「ひとつ」に違和感を覚えました。花屑をひとつと数えるのだろうか?と。
私の理解が正しければ、
・流れ来て花屑淀む橋の下
とかになるだろうとと思いました。
しかし、花屑と言っても、ほうきで履いてちりとりで取るような、そういう風情のない解釈ではダメなようですね。
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