済む人の雅の程や菊の鉢
回答者 なおじい
添削した俳句: 第二回俳句しリとり実施中
26句目。
前句:餞に送る詩歌や鐘霞む
以前、「住む人の見えぬ庭満開の薔薇」というのを投句しましたが、季節は変わり、菊になりました。
次は「はち」です。
点数: 0
回答者 なおじい
添削した俳句: 第二回俳句しリとり実施中
26句目。
前句:餞に送る詩歌や鐘霞む
以前、「住む人の見えぬ庭満開の薔薇」というのを投句しましたが、季節は変わり、菊になりました。
次は「はち」です。
点数: 0
回答者 なおじい
添削した俳句: 長き夜の寝息の吾子の蹴り頭突き
こんにちは。はや様、いつもお世話になってます。
拙句「淋しくば月見ろ」にコメント有難うございました。励みになりますよ。
御句、続いてお子さんの句ですね。お子さんは寝ていても色々とネタを提供してくれますね(笑)。
御句、今回は「長き夜の」は外さないでいきましょう。また、もう一つ外せない語は「寝」。お子さんが寝ていないと、家庭内暴力の話になって、微笑ましいなどというものではなくなります。そうは言っても、「寝息」となると、なんとなく静かにスヤスヤと寝ているイメージで、スヤスヤ寝ながら頭突きをしたり蹴りを入れたりするというのもなんだかそぐわない。
「蹴り頭突き」という措辞は面白いのですが、提案にあたり、開かせていただきました。
・寝てる子に蹴られ頭突かれ夜長かな
・寝てる子の蹴りや頭突きの夜長かな
(この「や」は切れ字ではなく並列です)
でも、蹴りや頭突きが飛んでくるのも、お子さんが元気な証拠ですね!
点数: 2
回答者 なおじい
添削した俳句: オフィスごと廃つる雨夜の秋深々
こんにちは。まほろば様、いつもお世話になってます。
御句、少し前に投句なさった「粗大ゴミはオフイス一式虫時雨」のリメイク版ですね?有難うございます。私の感想と提案句を置かせていただきます。
前句について私が鑑賞できず教えてもらいましたのは、「この粗大ゴミは誰が出したのか?」ということでした。
まほさんが出したのではないのですよね?
できれば改作は、それがすんなりわかるといいなと思いました。そうでないと、読み手としては、感慨の持って行き場に困るのです。自分で出したのと人が出したのでは当然違いますよね。
また、個人的に、改作は中七後半と下五がなんだか秋と雨のかたまりのようで、もう少しスッキリできるのではないかと思いました。
そこで私の提案句ですが、
・オフイスごと棄てる人あり秋の雨
・棄てられしオフイス一式秋の雨
「棄てる」は「棄つる」がいいのかもしれません。よろしくお願いします。
点数: 1
回答者 なおじい
添削した俳句: 煙音匂い味わひ秋刀魚焼く
こんにちは。ダック様、いつもお世話になってます。
御句、秋刀魚を焼く時は、煙も、焼ける音も、匂いも味わいながらという事ですね。確かにその通りだと思います。いずれも大事な要素ですね。
焼き上がったら細長い皿に盛り、大根おろしとカボス(スダチ)を添えたいです。そして何よりも醤油。
秋刀魚を焼くときの魅力を詰め込んだ面白い句です。
点数: 0
回答者 なおじい
添削した俳句: 大雨や倉庫の隅に竃馬
こんにちは。ドロップ様、いつもお世話になってます。
御句、まずもって「竈馬」。これが読めませんでした。しかし調べてみると。あ、この虫知ってる!
イサクさんのおっしゃる通りで、原句では、雨の降りの凄さに気が行ってしまっています。そのため雨宿りしている竈馬が脇役になっています。
それより、「おや、竈馬がいるぞ?そうか、外は雨だからな。まあ、ゆっくりしていけや」というふうに詠みたいと思いました。
それで考えると、イサクさんのコメントの中の提案句の最初のほう、
・竈馬倉庫の隅の雨宿り
に一票です。
点数: 1
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