俳句添削道場(投句と批評)

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長き夜の寝息の吾子の蹴り頭突き

作者 はや  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

寝相がなかなか激しい我が子。親は夜中に度々蹴りや頭突きをくらってますが、本人は何事もなかったかのように寝ています。こっちは寝ていられない…。
「長き夜」がこの使い方でいいのか気になっています。いろいろな句を見ると、「夜長」「長き夜」って「夜長を楽しむ」という意味の方が強いのかなと。
子の激しい寝相は笑い話ですが、このときは寝相を眺めて夜長を楽しんでいる訳ではないし、やっぱり違うのかな…とぐるぐる悩んでいます。

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「長き夜の寝息の吾子の蹴り頭突き」の批評

回答者 74

こんばんは。いつもお世話になっております。
立町の仮設商店街の句へのコメントありがとうございます。返信が大変遅くなりました…!
復興の示唆は前書きなどで訪ねた時期を明記しないと伝わらなさそうだと、皆さんの感想から学びになりました。見たままを描写することには成功したっぽいぞ、と自分を褒めています(笑)
旅行当時は2016年で、仮設商店街には移転の張り紙があるばかりでしたが、移転先で食べた揚げたい焼きチーズ味美味しかったですー(*´▿`*)もう少し早い時期に訪ねたらきっと狭くも賑やかな復興の兆しの体感をできたのかなと思っています。

御句拝読しました!
子どもというのはどうしてあんなにも寝相が激しいのか、と体感した親も我が身の過去を振り返った人も微笑んでしまうような素敵な句ですね!
まだまだ夜は明けないのに何度もぶつかってくる子どもの足だったり手だったり頭だったり…起こされる度にちょっとタオルケットなどかけ直してやったり避けて体勢変えてみたり、なんと長い夜だこと、と季語から始まって季語に帰るように楽しく読みました。
このままでもとても好きですが、寝息が寝言だと「起きたのか!?」とヒヤヒヤする親心が出るかもと思いました。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「長き夜の寝息の吾子の蹴り頭突き」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

再登場。
「寝穢し」を赤ん坊に使うのはあんまりいい感じではなさそうかもですねー、もっとだらしない感じですねー。

寝相悪き子の寝息聞く夜長かな

と改めさせていただきまーす(*'▽')

点数: 3

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眠る子の足蹴り愛し長き夜

回答者 よし造

句の評価:
★★★★★

拙句・・とてもよい鑑賞をしていただき嬉しかったです。終点までの距離が遠いほど句に広がりが出ますので我が意を得た鑑賞です。東京から青森まででしたら、日本列島煌々と月が照らす景になります。ありがとうございました。
御句・・私も子供にけられたり、重いと思ったらお腹の上に子供の足があったりした良い思い出があります。よい俳句を出していただきました。掲句は、「愛し」とあえて生の言葉を使いました。愛しと言わざるを得ない情景だと思います。

点数: 3

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「長き夜の寝息の吾子の蹴り頭突き」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

お子さんの句、やはりいいですね。
今回は夜長なので、やっぱり夜長を楽しみたい気はします。
今は頭突きメインなので、夜長メインにしたくて、
吾子の寝相に見とれて寝息に聞き入る感じにしてみました。いかがでしょうかー(*'▽')

寝穢き(いぎたなき)子の寝息聞く夜長かな

母が吾子の寝相を直してあげて、もーーっていいながら、タオルケット替え直してあげて、そっと口元に耳をやって、吾子の安らかな寝息に聞き入っている、そんな夜長を楽しんでそうではありませんか?

点数: 2

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「長き夜の寝息の吾子の蹴り頭突き」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。はや様、いつもお世話になってます。

拙句「淋しくば月見ろ」にコメント有難うございました。励みになりますよ。

御句、続いてお子さんの句ですね。お子さんは寝ていても色々とネタを提供してくれますね(笑)。
御句、今回は「長き夜の」は外さないでいきましょう。また、もう一つ外せない語は「寝」。お子さんが寝ていないと、家庭内暴力の話になって、微笑ましいなどというものではなくなります。そうは言っても、「寝息」となると、なんとなく静かにスヤスヤと寝ているイメージで、スヤスヤ寝ながら頭突きをしたり蹴りを入れたりするというのもなんだかそぐわない。
「蹴り頭突き」という措辞は面白いのですが、提案にあたり、開かせていただきました。

・寝てる子に蹴られ頭突かれ夜長かな
・寝てる子の蹴りや頭突きの夜長かな
(この「や」は切れ字ではなく並列です)

でも、蹴りや頭突きが飛んでくるのも、お子さんが元気な証拠ですね!

点数: 2

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長き夜や寝言の吾子の蹴り頭突き

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

「蹴り頭突き」がいいですねー!楽しい!
「長き夜」の使い方としていいんじゃないでしょうか。

「寝息の吾子」って表現が成立するかが気になりました。「虫の息」とかだと弱々しい様子の意味があるけれど「寝息」はあくまで寝ている息であって寝ている様子までを意味できるかが疑問です。さらに、せっかくの「蹴り頭突き」とのバランスがイマイチ。

蹴り頭突きを諦めて、寝相をいい、夜長を生かすなら。。
・寝てもなほ吾子は夜長を持て余す

なんてこともできますが、生かしたいですね。
長き夜のだとだらけるので切れを入れて、寝息→寝言に変えてみました。

点数: 1

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長き夜や吾子の寝相の蹴り頭突き

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

あっ。投稿前に気づけばよかったですが、寝言の吾子より吾子の寝言の語順の方がよりリズムがいいですね。ちょっと変えます。

点数: 1

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長き夜に寝ねたる吾子の蹴り頭突き

回答者 長谷機械児

句の評価:
★★★★★

はやさん、「かくれんぼ」句の批評ありがとうございます。

御句について。

提案句を措いていきます(卓鐘さんから既に指摘済の「寝息の吾子」を別の語に変える提案です)。

寝息の部分を単に寝ているという表現にしました。「寝てゐる」では寝てるのだか座ってるのだか判らなくなるので、古語「寝ぬ」(いぬ)を使って「寝ねたる」としました。「吾子」という言葉遣いをしているので、まあこれくらいはよいかと。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

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添削対象の句『長き夜の寝息の吾子の蹴り頭突き』 作者: はや
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