俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1431ページ目

「朝霧や橋の真中に別れたり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 朝霧や橋の真中に別れたり

感じさん、こんにちは。
御句拝読しました。うーむ、上手いですねー。
これって、普通は「夜霧」を置きたくなりませんか?でも、音数がどうこうは抜きにして、「朝霧」になさった。これでドラマのストーリーが変わってきますね。
朝会って朝別れるということはそうそうありませんから、「朝の別れ」というだけで、一晩一緒にいたことがわかる。
また、橋のどちらかのたもとでの別れであれば、二人の思いに軽重が出てしまう。真ん中にしたのは、どちらも思いは同じということかな。
それに、橋の真ん中にしたことで、別れたあと、もしかしたら欄干を越えて…!なんてこともないとは言えないと想像してしまう。

「霧」の持つ淫美で切ない雰囲気を生かしていますね。このままいただきます!

点数: 2

「葉先まで焦がれて散るは楓かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 葉先まで焦がれて散るは楓かな

笹の葉。さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。先の方々のコメントと重なる部分もあるかと思いますが、ご了承ください。

御句、わかるのですが、葉の先まで焦がれて散る楓、では、もしかしたら紅葉とわかってもらえないかもしれません。
なぜなら、焦がれるだけでも恋に焦がれる意味だとはわかりますが、それが、真っ赤に染まる、ということと結びついてくれるかどうか…。ここは、やはり季語として明確にするためにも紅葉を入れたいと思いました。楓は言わなくても、紅葉といえば、少なくても過半数は楓のことだと想像してくれると思います。
黄葉だとイチョウだというように。

・葉先まで恋に焦がれて散る紅葉

よろしくお願いします。

点数: 0

「風爽か吾子の寝顔と冷ゆる珈琲」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 風爽か吾子の寝顔と冷ゆる珈琲

伊藤聡美さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。いい場面ですねー。拝読して気持ちがよくなる句です。

ただ、他の皆さんもおっしゃっていますが、五七五の中に、「秋風を感じながら子供がお昼寝しているのを眺めていたら、忙しくて飲めなくて冷めてしまった珈琲さえ美味しく幸せに感じた」ことを収めるのはなかなか難しいと思います。
特に、コーヒーが冷めてしまったことを入れること。というのは、アイスコーヒーでないのはもちろんですが、熱くて飲めずに冷ましていたわけでもない。「熱いうちに飲みたかったけど冷めてしまった、でも悔しくない」このことを、季語で五音、子の寝顔で五音使います。しかもコーヒーで四音使うから、この「 」の中のことをあと三音で言わなくてはならないですよね。それはかなり考えてみましたが難しいです。
そうなると、聡美さんは、コーヒーは冷めても美味しく召し上がったのだろうと思いますので、温度のことは諦めようかと。

・風爽か吾子の寝顔と珈琲と

よろしくお願いします。

点数: 0

「通夜前の母と二人一人メシ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 通夜前の母と二人一人メシ

めにめにさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。お母様がご逝去とのこと、ご愁傷様でございます。

無季で字足らず、ご自身でもご認識でいらっしゃいますし、句の内容から細かいことを申し上げたくないのですが、添削道場ですので一つだけお伝えさせてください。

「二人」と「一人」の間に「の」を入れてはいかがでしょうか。

・通夜前の母と二人の一人メシ

お気持ちはそのままで字足らずの問題はなくなり、調べもよくなると思ってのことですが、お気持ちと相違してしまったら申し訳ありません。

あらためてお悔やみ申し上げます。よろしくお願いします。

点数: 1

「かもしかの眼通力に見透かされ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: かもしかの眼通力に見透かされ

ロミさん、こんにちは。
御句拝読しました。カモシカに出会えるとはうらやましいです。私は山歩きの際に、普通の鹿に出会うことはありましたが、カモシカは…1〜2度、それらしき動物を見かけたことがあるような、ないような…。
ただ、普通の鹿の場合に思いましたが、こちらを一途に見つめますよね。真っ直ぐに。あれには、私のような人間はタジタジしてしまいます。

ヒッチ俳句さんと同じようなコメントになりますが、眼通力は、意味合いはわかりますし、広告宣伝などでは上手いコピーですが、俳句では馴染みにくいように思います。

また、「見透かされ」も、カモシカが見透かしているかどうかは分からないので、その時の光景を描写した方がいいですね。

・羚羊のじつと吾の眼を見つめをり

下五「凛とする」とか「時止まる」はカモシカでなくロミさんのことですから、どちらもありだと思います。

・羚羊に心の底を見つめられ

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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