俳句添削道場(投句と批評)

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取り出したる古書の新たし文字や紙魚

作者 イサク  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

類句がどこかにある気がして仕方ありません

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「取り出したる古書の新たし文字や紙魚」の批評

回答者 卓鐘

「黄泉」「アスファルト」添削コメントありがとうございます。
どうだがなぁと思うが諦めたところを確実につかれるので、さすがだなぁと思います。

「アスファルト」
おっしゃる通り、オルゴールに「ちょうばん」は似合いませんね。無意識に諦めてたところ確実に咎められました。季語の近さの問題も、考えましたが、どうも僕は季語の方を意識しすぎる傾向にあるようです。
「黄泉」
こちらも、「奥」を咎められてしまいました。砂紋を生じさせるのは、水が湧き出る口があり、何百年も沸き続けるその口に神秘性を感じて、それを「黄泉の穴」(黄泉の国の出入り口である)と表現したつもりでした。見えないけれど泉底の砂紋を辿って水の沸き口をじっーっと探していく。そんな効果を狙った「つもり」でしたが、今考えるとそれで良いか確信はしてなかったです。

[御句について]
他の方から疑問が出ているようなので、補足。
「新たし」これは明らかに「あらたし」(新しいの古語)ですね。新しいよりちょっと深い意味がありそう。
「取り出したる」これは賛否が分かれそうではありますが、「あらたし」との言葉の釣り合いとして良いバランスと感じてます。ただの古書ではない、古い書棚の奥の奥から見つけて取り出したる古書でないといけないと思いました。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「取り出したる古書の新たし文字や紙魚」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

丸ビル添削ありがとうございます。またやらかしてしまいました。一樹が灯るっておかしいですね。景としてもを灯すが正解です。

掲句。いつもながらいろいろ挑戦される姿勢尊敬します。
ちょっと混乱したのが、新たしで終止形の切れを作っているわけではないですよね?以下、新たしきと連体形への文法ミスであることを前提にコメントします。

古書の文字が新らたと感じる感性はとてもいいなぁとおもいました。あえて新たらしいではなく、新らたとしたのは意図があるのだと感じました。単にあたらしいだけでなく、何かのはじまりや汚れのないという意味もあるようで。古書を取り出して開いた文字が初めてみるかのような美しい印象を感じたのではないか?というふうによみました。そこに紙魚が出てくる。古書をぼろぼろにした嫌な存在としてではなく趣のある古書の主であるかような不思議な印象をもちました。
また紙魚がかじった文字がなにか新しい文字のように見えたというふうにも読めて面白いです。

上五「取り出したる」がちょっと気になりましたが、ここも取り出したことを言わないわけにはいかないということがわかったのでそのままで。取り出せるではなくあえての取り出したると重々しくした作者の意図も尊重すべきかなとおもいました。

ただちょっと難しくこの重厚さ良し悪しを判断できないというのが本音です。ただ好きな句です。

点数: 1

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「取り出したる古書の新たし文字や紙魚」の批評

回答者 しらさぎ

句の評価:
★★★★★

落とし文の俳句反省してまた、詠みなおしました。
良い批評有り難うございました。
紙魚の俳句何度も読み返しました。とても良いと思いました。

点数: 1

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取り出せる古書に紙魚あり文字新し

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

イサクさん、こんばんは☹️
この句の意図が、まったく分かりません。
古書に虫食いがあっても、その中の文字が新しかった、ということですか…?
書はぼろぼろでも、読むと新鮮に感じられた、こいうことですか…?
意趣が、分かりません。

点数: 0

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「取り出したる古書の新たし文字や紙魚」の批評

回答者 西風子

句の評価:
★★★★★

イサク様
蜘蛛と孫の西風子です。添削、ありがとうございます。お説の通りです。反論できない私が悔しいです。孫のかわいいスナップ写真、記録。アングルが悪かった。

点数: 0

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「取り出したる古書の新たし文字や紙魚」の批評

回答者 よし造

句の評価:
★★★★★

拙句・・添削ありがとうございました。
御句・・私の鑑賞力では、句意が分かりません。「新」の読み方が分かりません。初めて見る文字に紙魚が走っていたのかとか、「新」という字に紙魚が走っていたのかとか考えましたが、分かりません。類句があるというコメントは、「古書に紙魚」と「新に紙魚」という部分しか考えられませんでした。なお、上五は不要な気がしますが、どうなのでしょう。

点数: 0

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「取り出したる古書の新たし文字や紙魚」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

オールゴールの添削ありがとうございました!

割と自信作で、褒めてもらおうと思って投句しましたが、なかなか甘くないですね(笑)
「蝶番が錆びたオルゴール」は、ひとかたまりの一個じゃんと今は、ちょっとふてくされていますが^^;間をおいて再考します。
ちなみに蝶番は「ちょうばん」の読み方ができることがわかって、採用しました。流石に、この句で中八にはしないっす!

点数: 0

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「取り出したる古書の新たし文字や紙魚」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
イサク様、拙句「誰ぞ知る」のご評価ご添削有難うございました。卓鐘様のご指摘と合わせて、季語に対する姿勢がまた改まりました。

俳句はあまり将来のことを詠まないほうがいいとのこと、承知しました。

さらにイサク様のご提案句、思わず唸ってしまいました!すごい!
私が言いたかったのはこういうことかもしれません。祭をやるやらないより、実行委員会が現状を認識しとるのか!?ということですが、あまり入りこむと本当に川柳になってしまうのでやめておきますm(_ _)m

お礼に御句の感想をと思うのですが、正直よくわかりません。もし、古い本を出してみたら意外に字体とか新しくて、紙魚もイキイキ?していた、ということでしょうか?
すなわち
 古書開き新し文字と生きた紙魚
というようなことでしょうか?
理解が悪くて申し訳ありません。

点数: 0

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