俳句添削道場(投句と批評)

小西晴菜さんの添削得点の高い順の3ページ目

「白菜に見ゆ結晶はノスタルジ」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 白菜に見ゆ結晶はノスタルジ

よした山月さま。いつも楽しく拝読させていただいております。
私もまだまだ初心者で、添削·批評などできませんが、疑問に感じたことをお伝えします。
御句は、白菜を通して「懐かしさ」を表そうとしておられるのですよね。だから下五「ノスタルジ」とされたんですよね。でも、コメントを拝読すると「味の素」「祖母」「昭和」と、読み手に懐かしさを想起させる具体的な言葉が三つもあるのに、句にはひとつも使っておられません。
私なんか単純なので、「白菜や昭和の祖母の味の素」と羅列してあるだけで、「うわ〜懐かしい、おばあちゃんのお漬物が食べたいよ〜」とウルウルしてしまいます。なぜこういった語を避けられるのかな?と疑問を感じました。
的外れな指摘であれば申し訳ありません。

点数: 3

天そばや今日から主役はアスパラガス

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 立ち食いの旬の天ぷらアスパラに

鈴木さま、はじめまして。添削、批評などおこがましい初心者ですが、御句が自分の体験と重なりました。私の立ち寄った店でも、季節限定メニュー初日で、立派なアスパラ天が乗っていました。美味でした。「主役」は擬人的で良くないかも知れませんが、満を持して、レギュラーの海老を押しのけているアスパラガスへの敬意で。

点数: 2

「にこやかや生保レディーの黒日傘」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: にこやかや生保レディーの黒日傘

ささゆみ様。私には「黒日傘」と言えば弔事用の印象が強く、「にこやか」との違和感が払拭できませんでした。でも、先日、知人から生命保険の話題が出て、こんな話を聞いて、なるほどと思いました。特定の生保レディーさんか、生保レディーあるあるかは知りませんが、職業柄、担当地域内で葬儀の気配があると、迅速に対応するため、誰に不幸があったのか、自社の契約者かどうかをそれとなく確認するのだそうです。その時に、派手な服装で会場を覗いては失礼なので、普段から黒いカーディガンをバッグに入れていたり、靴も光沢の無いものを選んでいるとか。きっと、傘も、弔事ではなくても、黒いものを持つように心がけているのでしょう。それを思うと、ささゆみ様が、働く女性の矜持を表現されていることがよくわかりました。

点数: 2

「門前の蚊遣小さなイーエスジー」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 門前の蚊遣小さなイーエスジー

なおじい様。拙句「何食べる」「白桃や」への丁寧なアドバイスをありがとうございます。
以前テレビのインタビューで、上野選手が「福島で初戦を戦うことの意味を、深く受け止めている。」と発言されたのを聞いていたので、昨日の試合を見た途端、やったー!とばかりに投句しましたが、もう少し落ち着いて推敲すべきでした。
提案句「白桃の里」、素晴らしいです。拙句よりずっと、上野選手の想いに近いです。私は、タイムリーヒットを打ったつもりになっていましたが、なおじい様に逆転ホームランを浴びて、爽やかに敗戦しました。
さて、御句、奥様の心優しい人柄や、和やかなご家庭の雰囲気が伝わってきます。
素麵が、だの、で、だの言っているようではまだまだです。

点数: 2

あるじ去りし庭仏桑花なほ赤し

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 住む人の見えぬ庭満開の薔薇

なおじい様。拙句「ハンディファン」「金目鯛」の批評、ありがとうございます。拙い表現からも、句意を丁寧にくみとってくださることにいつも感謝しております。
さて、掲句は、添削でも提案でもありません。最近、ちょっと似た実景を見たので、御句を参考に、詠ませていただきました。
ご近所に、小さいお庭ながら、季節ごとに色々な花を咲かせているお宅があり、前を通るのが楽しみだったのですが、急な事情で、転居されてしまいました。先日、門扉から覗くと、水やりをする人がいないせいか、大半が枯れたり萎れたり。でも、暑さに強いハイビスカスだけが昨夏と同様、凛と真赤に咲き誇っていました。
ハイビスカスを漢字で書くと「仏桑花(ぶっそうげ)」なんて、今回初めて知りました。フラダンスの髪飾りとは、ずいぶんイメージが違いますね。
今後ともご指導よろしくお願いします。

点数: 2

小西晴菜さんの俳句添削依頼

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