俳句添削道場(投句と批評)

加良太知さんの添削得点の高い順に並んでいます

「手袋にマニュキア秘して夜汽車待つ」の批評

回答者 加良太知

添削した俳句: 手袋にマニュキア秘して夜汽車待つ

げばげばさん、今晩は。

とても興味深い一句ですね。私もイサク先生と同意見で、上五と中七に少し手を加えれば良いのです。例えば

マニュキアを見せぬ手ぶくろ夜汽車待つ

などとすればいかがでしょうか。

さて、俳句雑談のタイムです。
「皆さんは、自分の句の強みや特徴を説明できますか?」
最近、ふとたーとるQさんのこの質問を思い出しました。これに対して、多くの方ができませんと仰ったのですが、もしこの質問を「自分の句の強みや特徴を説明できるとはどんなレベルなのか?」あるいは「……説明できるにはどうすれば良い?」にちょっと変えてみると、答えはどうなるのでしょうかね。

私は「自分の句の強みや特徴を説明できる」を「一貫した独自の魅力的な句風を確立できる」と見なしているのですが、げばげばさんや皆さんのご意見やご感想をいただければと思っています。

そういえば、いつき組界隈ではとても才能のある方がたくさんいらっしゃいますが、一貫した独自の魅力的な句風の持ち主といえば、今のところ、ぐさん、近江菫花さん、巴里乃嬬さん、すいようさんなどの数名だけだと個人的に思います。ふむ……句風の安定性、これもまた面白い話題かもしれませんね。

点数: 5

「街路樹の木の芽静かに濡れそぼつ」の批評

回答者 加良太知

添削した俳句: 街路樹の木の芽静かに濡れそぼつ

イサクさん、こんばんは。今日の拙句二句へのコメント本当にありがとうございます。ここでついでに自分の考えをちょっと話させていただきます。
まずは「初潮来てうなる野分の月夜かな」のことですが、実はここの「初潮」は秋の季語ではなく、「しょちょう」と読み、女の子の初めての月経のことです。
また「はたとせや風光る回転木馬」について、ある大人になったばかりの20歳の人が穏やかな春の日の回転木馬を見て心を引かれ、自分の子供時代を思い出して、その懐かしさと子供心を表現したいです。これは年齢と回転木馬の関係です。回転木馬はまさに子供時代の象徴です。中高年の人が回転木馬に乗るのはまだなかなか珍しく見えると思いますからね。しかし、今は季語の選択と回転木馬の描写に苦しんでいます。イサクさんは何かアドバイスがあれば、ぜひ教えてください。
以上です。これからもよろしくお願い致します。

点数: 1

頭より大き帽子や入学式

回答者 加良太知

添削した俳句: 頭より大き帽子で入学式

ここの「で」の説明感がちょっと強くはありませんかね?そして前と後が近いですね。ここからいっそう切って取り合わせにするのがおすすめです。

点数: 1

げばげばさんへ

回答者 加良太知

添削した俳句: 左利き用のレードル芋煮会

げばげばさん、ありがとうございます~~
今日は久しぶりに戻ってきましたが、まさかここでお会いできるとは!
げばげばさんは、ここでイサクさんに会って以来、自分が出会った二番目の句友ですね。
これからはここで活動する余裕はあまりないかもしれませんが、ご意見などはご遠慮なくどうぞ。
拙句の話に戻りますが、実はこれはラジオまどんなで落選したもので、同時作「水換へてご苦労と泡吐く金魚」が選ばれたのです。最近思い出したばかりで、既掲載済み句としてここに投げることにしました。素敵なご解説いただき嬉しいです。
まだまだお若いと思いますよ。青嵐はちょっと残念ですが、げばげばさんはきっとこれからも色んな場所で輝かしくなると信じています!今日の俳句界と角川俳句でのご活躍のように。

点数: 1

なおじいさんへ

回答者 加良太知

添削した俳句: フォーク手に梨の剥けるを待つ子かな

ご返信が遅くなり、申し訳ございません。
なおじいさん、初めまして!げばげばさんとは同期なんですね、お会いできて光栄です。
御句を拝見しております。一目惚れした御作は少なくないと思いますよ。
拙作をご覧になっていただけて、とても嬉しく思います。自分はまだまだ活躍しているというには程遠く、限られたエネルギーでなんとか拙作を投稿し続けているだけだと思います。
因みに、もしご都合が宜しければ、なおじいさんのツイッターアカウントをお聞かせいただけませんか?
こちらで活躍する余裕があまりないのは本音ですので、ツイッターでご連絡を取っていただけると、お互いにコミュニケーションも取りやすくなるではないかと思いますね。
素敵なご添削ありがとうございます。「月並みになる」などは言わないでください。今、多くの人が表現の目新しさを盲目的に追い求めている一方で、景をストレートに描き出す、いわゆる「写生」の重要性を軽んじているような傾向があると思います。むしろ、なおじいさんの直球な句風に感心しました。
こちらこそ、今後とも宜しくお願い致します。

点数: 1

加良太知さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

宿明けの葉巻き河童忌の呑酸

回答数 : 1

投稿日時:

母からの小遣いで買うカーネーション

回答数 : 9

投稿日時:

ふくよかに浮けり金魚は飽食死

回答数 : 8

投稿日時:

定年や落葉たゆたふ川の夕

回答数 : 1

投稿日時:

ふるさとや蛍火を覆ふネオン灯

回答数 : 0

投稿日時:

加良太知さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

マケルナとカツ食らふ夏の朝

作者名 めいしゅうの妻 回答数 : 1

投稿日時:

鶏のもも丸かじりたるクリスマス

作者名 秋恵 回答数 : 5

投稿日時:

俳号を変えただけです秋麗

作者名 葉月庵郁斗 回答数 : 3

投稿日時:

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