俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削投稿の古い順の1352ページ目

「芹の根や囲みし鍋に舌鼓」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 芹の根や囲みし鍋に舌鼓

こんにちは。

◆「芹」の葉っぱ部分は春の季語ですが、「芹の根」は季語ではなさそう?とすると季節感は「鍋」に任せるのですが、「鍋」単独では季語ではないので、この句難しいですね。いっそ冬の季語「きりたんぽ」「寒芹」を入れてしまってもいいかもしれません。
◆「囲みし」この形、小野様の他の句にもありましたが、動詞+「し」は過去形になってしまうのでご注意ください。この句も現在を詠んでいるので「し」は使わない方がいいと思います。
◆「舌鼓」が自分の感想です。自分の感想を俳句の詩にするのはなかなか難しい技です。それよりも「鍋」の映像をことばで描写して、句を受け取った方に「美味しそう」と思わせる方がよいと思います。

鍋物をきちんと描写できれば、「囲む」を省略しても、複数の人間が周りにいそうな想像ができそうです。

・芹の根のゆたかな鍋やきりたんぽ

いかがでしょうか。

点数: 1

「梅の香やかほりにつられ遠くまで」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 梅の香やかほりにつられ遠くまで

こんばんは。

上五で「梅の香や」と「香」を強く出しているのに、もう一度中七で同じ梅の「かをり」説明するというのは、なかなかの勿体なさです。

・梅の香につられ遠くへ来たりけり

こんな感じになりますでしょうか?

点数: 3

「青空に祈る形の木の芽かな」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 青空に祈る形の木の芽かな

こんばんは。

言いたいことはわかる句ですし、これと言って悪いわけではありませんが、
「祈る形」の映像が曖昧なので、もう少し具体性のある映像風景を出しておきたい気がします。

先にあるおかえ様の提案のように「手を合わせたる」と出すと具体性が出ますよね。
【木の芽の形】がこの句の最重要ポイントだとするならば、空の【青】をわざわざ言う必要はないかもしれません。

・空に手を合わせるような木の芽かな
・祈る手のように木の芽の膨らみぬ

点数: 2

「山椒の芽叩く香りの薬味かな」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 山椒の芽叩く香りの薬味かな

こんばんは。

なおじい様のフォローに入ります。
「叩く香り」の繋がりですが、連体形で繋がっているとするなら「香りが叩く」「香りを叩く」という意味になるので、やはり違和感を感じます。

「叩く」の主語目的語は「作中主体(作者)」と「山椒の芽」。「作中主体(作者)が山椒の芽を叩く」というのが本来の構文です。
なので「叩く」の連体形でつながる相手は「作中主体(作者)」あるいは「山椒の芽」ということになると思います。
「作中主体(作者)」を「○○」と表すなら、「(○○が)叩く山椒の芽」あるいは「(山椒の芽を)叩く○○」ですね。

上で書きましたが「香り」を叩いているわけではないですよね。「叩いた後で、香りを感じる」という順序(時勢)も発生しています。
という点の違和感だと思います。

ということで、少なくとも中七以降の言葉の繋がりを見直すのをお勧めします。アイデアとしては、「山椒の芽を叩く」なら「香り」は言わずもがなであるので「香り」を省略するか、基本的に薬味のような使い方をするでしょうから「薬味」を省略するか、というところでしょうか。

・叩かれし山椒の芽の薬味かな
・叩かれし山椒の芽の香りかな

点数: 1

「菜の花忌街道をゆく旅人よ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 菜の花忌街道をゆく旅人よ

おはようございます。

このままでも悪くはない句です。
上五切れはありますが、語順に散文感があります。

「菜の花忌」という忌日季語(日付の季語)なので、「菜の花」という単語は入っているものの、具体的な映像があるわけではないです(句の内容に菜の花の映像の補完はあると思います)
「街道をゆく旅人よ」は本のタイトルにひっかけながら、実際に街道を人が通っている風景だと受け取りました。とすると、この句は風景から入って下五季語で着地したいと思いました。

・街道をゆく旅人よ菜の花忌

点数: 2

イサクさんの俳句添削依頼

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