「よちよちに添ふてふてふの道しるべ」の批評
回答者 イサク
添削した俳句: よちよちに添ふてふてふの道しるべ
こんにちは。季語探求部見習いのイサクです。
げばげば様に著作料をもらわねば・・・なんつって。
「~尽」についてもう少し補足します。
もともと日本人には春・秋を惜しむという感覚があり、まず「春惜しむ」「秋惜しむ」とおなじような感覚で、旧暦の「三月尽(弥生尽)」「九月尽」が使われていたようです。
そこに「夏を惜しむ」ような意味で「水無月尽(旧暦の六月尽、太陽暦の七月尽)」が使われ始め、やがて太陽暦の各月に波及していったようです。
いずれも各月や季節が終わるのを惜しむような感慨で使うのが正当かと思います。特に太陽暦での「三月尽」「八月尽」は特別な感慨がありますね。
「一月」「十~十二月」も、そう考えると「尽」とか言ってるより他の感慨があるよねぇ・・・という気になりますね。
点数: 3