俳句添削道場(投句と批評)

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「よちよちに添ふてふてふの道しるべ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: よちよちに添ふてふてふの道しるべ

こんにちは。季語探求部見習いのイサクです。
げばげば様に著作料をもらわねば・・・なんつって。

「~尽」についてもう少し補足します。

もともと日本人には春・秋を惜しむという感覚があり、まず「春惜しむ」「秋惜しむ」とおなじような感覚で、旧暦の「三月尽(弥生尽)」「九月尽」が使われていたようです。
そこに「夏を惜しむ」ような意味で「水無月尽(旧暦の六月尽、太陽暦の七月尽)」が使われ始め、やがて太陽暦の各月に波及していったようです。
いずれも各月や季節が終わるのを惜しむような感慨で使うのが正当かと思います。特に太陽暦での「三月尽」「八月尽」は特別な感慨がありますね。

「一月」「十~十二月」も、そう考えると「尽」とか言ってるより他の感慨があるよねぇ・・・という気になりますね。

点数: 3

「離乳食うらごしてゐる春夜かな」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 離乳食うらごしてゐる春夜かな

こんばんは。

日本語的にうらごすのは「離乳食」ではなく「離乳食にする食材」にしたいです。
でもそうすると季重なりが心配になるのもわかるのです。
ここは度胸の季重なり、かなあ・・・

・茹で人参うらごしてゐる春夜かな
・木綿豆腐うらごしてゐる春夜かな
・解凍カボチャうらごしてゐる春夜かな

点数: 3

「鳥の巣のひな黙り込む親のこゑ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 鳥の巣のひな黙り込む親のこゑ

おはようございます。

初読で「親鳥」かな?とも思ったんですが、「作者の親の声」という読みもありますね。

その場合いくつか解釈が考えられて、大きく分けてふたつ。
★作者の親の声を出して(「鳥いるの?」と作者に聞いたか、「ごはんだよー」と呼びかけたか)、その声が大きかったせいか、雛たちが黙ってしまった、というやや諧謔的な解釈
★癇癪か説教か皮肉か、作者の親が作者に対して何か負の気分になることを口に出した。自分も黙ってしまったが、それが聞こえたかのように鳥の巣の雛も黙ってしまった、という皮肉的な解釈

で、思ったのですが、この句は上五「や」で切って
・鳥の巣や子の黙り込む親のこゑ
こうした方が「鳥かもしれないし、人間かもしれない」と逆に受け手に明確に託せるので、どうかな?と思った次第です。

点数: 3

「マイカーに鳥の巣出来てチャリ通勤」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: マイカーに鳥の巣出来てチャリ通勤

なおじい様
私へのコメントは私のところに来ていたので大丈夫ですよ。
お気遣いありがとうございます。
いちど色眼鏡が入るといろいろ食い違うのが、顔の見えないインターネットの交流なので(去年の私も夏休み宣言しましたが)、
このサイト流にいえば俳句の経験値に変えて、次へ行きましょう。

点数: 3

「涸れ滝の崖で水待つ梢かな」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 涸れ滝の崖で水待つ梢かな

こんばんは。

「涸れ滝」は冬の季語なのですが、おそらく知らずに夏のつもりで使ってらっしゃると思いますので、季節感がいろいろおかしいですね・・・

点数: 3

イサクさんの俳句添削依頼

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