俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の1521ページ目

「冬夜空鯨の泳ぐ大都会」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 冬夜空鯨の泳ぐ大都会

こんにちは。

先にいろいろ出ていますね。
できるだけ他の人と重ならないようなポイントを中心にします(でも重なります)

◆出したい風景・意図はよくわかります。
◆上五「冬夜空」の「空」の一文字が効果的かどうか?というのは感じました。個人的にはあまり効果的ではなかったと思います。
 「冬の夜を鯨が泳ぐ」という描写で空を思い浮かべそう、というのと、ぶっちゃけ「冬の夜」だけでも空をイメージしそう、という理由ではないかと思います
 他の方の提案句でも「空」は省略されましたね
◆同じく「大都会」の「大」の一文字が効果的かどうか?というのがありました。この句の意図は「大」がなくても「都会」で通じるため、過剰な(作為を感じすぎる)「大」だったかもしれません。
◆「都会」か、もう少し具体性を強くするか。
 他の方から出ていますね。表現に意味があれば「都会」でもよいと思います
◆鯨の泳ぐ場所が上五「夜空」下五「都会」のどちらか迷います(感じ様から同じような感想が出ています)。この句の大切な意図なので、受け手に伝わるよう明確にどちらかにわかるようにした方がよいと思います。
 上に書いたように「空」を外して「冬の夜」にすれば、「冬の夜」は場所にならず、解決しそうな気もします。

できるだけ単語を変えずに季語「冬の夜」で提案句を残して去ります。

・クジラなど泳ぐ都会の冬夜かな

点数: 1

「赤と黒浴衣の袖が濡れている」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 赤と黒浴衣の袖が濡れている

こんにちは。はじめまして。
かたちはできている句ですね。

「大会に出す」というのであまり口は出しません。

気になるのは
◆「濡れている」の理由がまったくわからないことが気になりました。
 雨が降った?
 浴衣の人が泣いた?
 水風船が割れた?
 金魚すくいで濡らしてしまった?

俳句は想像を楽しむものですが、想像の幅がありすぎて・・・という感じでした。
もう少し具体性を足して、袖の濡れた浴衣の二人の雰囲気がわかるといいかなあ・・・と思います。

大会に出すということで、考えてもらうために添削例は出さずにおきます。

点数: 1

「冬列車遠くに聞こゆ波一つ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 冬列車遠くに聞こゆ波一つ

こんばんは。

コメントによると句意は「波が聞こえた」なのですね。
まだ出てなさそうな点をひとつ。

◆「聞こゆ」は終止形。
 「波一つ」にかかってません。

コメントの句意どおりだとすれば上五で切れており
「冬列車/遠くに聞こゆ/波一つ」
三段切れになっています。

無理やり好意的に三段切れではないと仮定すると、上五と中七の間に助詞が省略されている、という鑑賞ができて、
「冬列車(が)遠くに聞こゆ/波一つ」
となり、
「列車の音が遠くに聞こえる/波がひとつ見える」
などというような句意になります

とはいえ、これは偶然の句意。
練習する身としては、作者の意図通りの景が出ないと・・ですね。

連体形は「聞こゆる」。
「冬列車」をそのまま使うとすれば

・冬列車遠く聞こゆる波一つ

なのですが、季語として「冬列車」がベストかどうか、というのは他の方からも出ています。

◆下五「波一つ」も、少し違和感は残ります。
 「一つ」を強調する必要性、です。

 「ひとつ」というのは初心者が三音を埋めるために使いがちなことば(似たような三音で他に「少し」など)なのですが、雰囲気だけで使っていないかどうか、注意が必要だと思います。
 「一つ」という数詞に、結構な意味が出てきますので・・

「聞こゆる」「一つ」を整理できれば、いろいろできそうです。
他にも、他の方から出ているところを組み合わせたりして

・波の音遠し冬夜の列車より

夜のイメージだったので、夜を足してしまいました

点数: 4

「宵待ちの天に伸びゆく冬木立」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 宵待ちの天に伸びゆく冬木立

こんばんは。

◆コメントでは「空が白む頃」(明け方の意味)、句は「宵待ち」(宵、つまり夜のはじまりを待っている)日が暮れるのを待っているので、昼間か夕方。
 どちらが正しいのでしょう?
 わからないので、句が正しい、として次へ。

◆この句で宵を待っているのは、自分?天?冬木立?そこがはっきりしません。

「宵待ち」が時間や映像よりも「待つ」という行為を意味してしまうので、時間を絞った方がよいと思います。句の狙いは「夕方」か「宵」な気がしています。

◆冬木立が「伸びゆく」。比喩だと思うのですが、冬の樹木が「伸びる」という表現にも、若干の違和感がありました。

・夕映の冬の木立や天を衝く

点数: 2

「スキップのなんか変な子冬うらら」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: スキップのなんか変な子冬うらら

こんばんは。

(コメントによれば「【スキップ(の仕方の)なんか変】な子」という意味だと思うのですが)

◆「スキップの【なんか変な子】」という読みがあり、こちらの意味で受け取る方が可能性が高そうです
つまり「なんか変な子」がスキップをしている、という映像になりそう。少しホラー感があります。

◆この句の「なんか変」は作者の主観のように見えています。
つまり作者は、この句のなかの「子」に対して、なかなか失礼な感想を持った、ということになりそう。
実際は「なんか変と言われてしまった」というのが事実。これを客観的に置き換えてしまったため、なにかおかしなことになったような。

無理に自分を「子」と客観視するより、「変と言われたこと」を描写した方がいいかもですね。

・スキップが変と言われて冬うらら

季語は、冬うららより合うものがありそうです。
いろいろ探してみてください。

・スキップが変と言われて冬の蠅

点数: 3

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