俳句添削道場(投句と批評)

負乗さんの添削最新の投稿順の7ページ目

「雛菊や祖母の遺しし糸数多」の批評

回答者 負乗

添削した俳句: 雛菊や祖母の遺しし糸数多

慈雨さん、こんにちは🙂
お世話になります。

「遺しし」か、「遺せし」か…
疑問の残るところですね…
古語では、「遺す」は、"おこす"と読むようで

『遺す』(おこ-す)
サ行下二段活用
活用{せ/せ/す/する/すれ/せよ}
こちらへ送ってくる。よこす。
出典今昔物語集 二五・一二
「おこせたる者は『よき馬』とぞ言ひたる」
[訳] こちらへ送ってきた者は「よい馬だ」と言っていた。

しかし、この句の「遺す」(のこす)は、口語と同じ四段活用ですから、"さ、し、す、す、せ、せ"、で"遺しし"が、正当だと思えますが、"遺せし"の方が、自然に聞こえますね…
(分かりませ〜ん😄)

御句、私も祖母の"針箱"を、思い出しました。
何か、じんと来ますね😉

宜しくお願いします。

点数: 2

「迷ひ蜂この後死ぬること知らず」の批評

回答者 負乗

添削した俳句: 迷ひ蜂この後死ぬること知らず

ケントさん、こんにちは🙂
お世話になります。

この句、観念的には、「もうここに迷い込んで逃げる場所はない、死ぬばかりだ、しかし、"生は永遠"、肉体の死など、些細なことだよ…」
と、言っているように読めますが、正しいですかね…

それとも、予言のようなものとして、作者は、「迷ひ蜂」が、ここで死ぬことを映画の結末のように知っていて…哀れな蜂だ…という感想ですかね…?
一読、前者に受けとりました。

「迷ひ蜂ここで死すとも死なずとも」

とかも…
ありきたりな措辞ですが。

宜しくお願いします。

点数: 1

「三味線の門付しづか瞽女の春」の批評

回答者 負乗

添削した俳句: 三味線の門付しづか瞽女の春

あらちゃん様、こんにちは🙂
お世話になります。

「門付け」とは…?

門付け(かどづけ)、地域によっては門打ち(かどうち)と呼ばれます。 人家や商店の門口に立ち、音曲を奏したり芸能を演じたりして歩くこと、または、その人のことを言います。 正月の門付けといえば全国的には「獅子舞(ししまい)」が知られていますが、県内では「獅子舞」のことを「大神楽(太神楽)」といいます。

一読、和服の"紋付き"かと、勘違いしてしまいました😅

かういふ格調高い句を、私も詠んでみたいです😔

またの句を期待しております😉

点数: 1

「野遊びや初めて食べたマドレーヌ」の批評

回答者 負乗

添削した俳句: 野遊びや初めて食べたマドレーヌ

めい様、こんにちは🙂
お世話になります。

「マドレーヌ」…昔は好きでした。しかし、糖分と小麦は極力避けているので、最近は、さういふお菓子の類いは、ほとんど食べませんね…酒飲みですし…
(誰も聞いてない…😅)

上五は「夜遊びや」と来ているので、「食べた」の口語が、気になりました。
「野遊びや初めて食べしマドレーヌ」
でしょう…(笑)
ピクニックに同伴したおばあちゃん、みたいになりますが。

連体形の活用「し」や、「るる」を、皆さん嫌いますね…(私は意地でも使いますが…笑)

俳句はまず、神々に捧げるもの」
と、誰かが言っていた (私かも知れません…😁) はずですが、やはり"標準語"は、文語、旧カナ、ではないですかね。(私も、もっと勉強します😔)
人に伝えること、人に伝わること、が第一義ではないはず、ということもよく考えます。

また宜しくお願いします。

点数: 2

「唐鍬を打ち下ろす藪に鶯」の批評

回答者 負乗

添削した俳句: 唐鍬を打ち下ろす藪に鶯

こま爺様、こんにちは。

「唐鍬」…初めて?聞きました。
小さめで、幅の狭い鍬ですかね…

映像がすぐに浮かんで、良い句と思いました。
下五は、「に鶯」となりますが、意味的には、
「唐鍬を打ち下ろす / 藪に鶯」
ですかね。
しかし、私は、
「唐鍬を打ち下ろす藪 / に鶯」
と、自然に読んでいました。
この、「に鶯」と読む、リズムの緩みが、何か良いかな…などと思いました。
(俳句の一般として、どういう評価になるのかは、知りませんが。)

宜しくお願いします。

点数: 1

負乗さんの俳句添削依頼

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