「麦秋の一本道を牛曳かれ」の批評
回答者 三男
添削した俳句: 麦秋の一本道を牛曳かれ
久田しげき様 こんにちは
おじゃまいたします。
私が子供のとき、生家は兼業農家ではありませんが牛を飼っていました。
ある時、父親から子牛を散歩に連れて行くように言われ、久田さまの作品ではありませんが、田んぼ道の近くを曳いて歩きました。
途中草を食んだかと思えば綱を振り解こうとしたりで、子供ながら逃がさないようにそれは必死でした。
牛肉を口にする時、未だに可哀相な気持ちが芽生えたりしますが、やはり胃袋に収めています。
麦の刈り入れ時期、今も家畜を曳く姿は見かけられるのでしょうが、日本紀行の中にいつまでも留まっていて欲しいものです。
懐かしい時間に出会え、牛の表情が脳裏に浮かびます。
本日もありがとうございました。
点数: 2