俳句添削道場(投句と批評)

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「水飢えて篝火草の消えかかり」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 水飢えて篝火草の消えかかり

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。水が飢えた(ので)、という因果関係が気になる句ではあります。
因果関係があると、理屈が句の中に入ってきて、詩情が損なわれやすいというところもあります。また水をやっていないことで、大切な季語が枯れて死にかけているというのも生き生きしていない季語がもったいない気もしました。

篝火草ってなんかいいですね(^^♪
逆に
軒下を篝火草の灯す赫

しっかり咲いてもらいました。篝火が消えるをやりたい意思が見えたので、逆に灯しておきます(^^♪ 何色のシクラメンかは想像です。

点数: 1

「ウキウキと君春スキー誰と行く」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: ウキウキと君春スキー誰と行く

おはようございます。
安定のなおじい様節です。

そして安定の理屈っぽいイサク節としては
季語「春スキー」ですが春スキーの句になっていませんね。
 「春キャンプ」とか「梅園へ」とか、ちょっと非日常の空間ならばなんでも置き換えられます。

うーん、これを季語「春スキー」のまま風景のある俳句にするのは難しそうです。そもそも「春スキーに行く君」は予定の話ですしね・・・

・君だけがスキーの準備してる春

さらに二人の関係がやばそうに・・・

点数: 0

「根無し草ふらり流れて春の夢」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 根無し草ふらり流れて春の夢

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。風情ありの句ですね。
根無し草は比喩的に人のことか?と思いつつ浮草の句意で読みました。
川に浮草が流れている感じとはかなきかつこころよき春の夢の取り合わせ。
若干歌謡の歌詞のような感じもします。

点数: 1

「花冷えのぼろきベンチに猫二匹」の批評

回答者 佐渡

添削した俳句: 花冷えのぼろきベンチに猫二匹

卓鐘様 こんにちは!ご指導ありがとうございます。
ご丁寧な解説痛み入ります。
とても勉強になりました。
俳句のいろいろ、まだ不勉強でこれからもよろしくご指導よろしくお願いいたします。

点数: 1

「歯磨きの魔女の一撃亀鳴きし」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 歯磨きの魔女の一撃亀鳴きし

いくさん、こんにちは。
御句拝読しました。
げばげばさんの素晴らしいコメントの後に登場しにくいのですが、敢えて出てまいりました(笑)。なぜかというと、色々考えさせられる句だからです。

まず、初読では、何がなんだかわかりませんでした。「亀鳴く」の季語は存じていましたが、「魔女の一撃」がわからなかったからです。それと歯磨きとのつながりも。
ネット辞書で調べて、魔女の一撃はギックリ腰のことだと知りました。
コメントを拝読しましたら、「歯磨きをしていたらギックリ腰になった。我が家の亀はキュッと鳴くのだが、そんな感じに痛かった」というものですね。

コメントを読まなければ、下五はあくまで季語としての「亀鳴く」ですよね。誰も、「このお宅の亀は本当に鳴くそうだが、その鳴き声のように痛かったそうだ」とは思わないでしょう。
その辺をどうしましょうか。

全くそういうことを考えずにそのまま季語として残すと、

・歯磨けば魔女の一撃亀の鳴く

「亀鳴く」を残し、「魔女の一撃」をわかりやすくすると、

・亀鳴くや歯磨き中のギックリ腰

このまま亀鳴くの季語を使うのはいかがなものか、という考えに立つと、

・歯磨き中魔女の一撃春嵐

以上のような感じになりました。

点数: 1

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