「歯磨きの魔女の一撃亀鳴きし」の批評
回答者 なお
いくさん、こんにちは。
御句拝読しました。
げばげばさんの素晴らしいコメントの後に登場しにくいのですが、敢えて出てまいりました(笑)。なぜかというと、色々考えさせられる句だからです。
まず、初読では、何がなんだかわかりませんでした。「亀鳴く」の季語は存じていましたが、「魔女の一撃」がわからなかったからです。それと歯磨きとのつながりも。
ネット辞書で調べて、魔女の一撃はギックリ腰のことだと知りました。
コメントを拝読しましたら、「歯磨きをしていたらギックリ腰になった。我が家の亀はキュッと鳴くのだが、そんな感じに痛かった」というものですね。
コメントを読まなければ、下五はあくまで季語としての「亀鳴く」ですよね。誰も、「このお宅の亀は本当に鳴くそうだが、その鳴き声のように痛かったそうだ」とは思わないでしょう。
その辺をどうしましょうか。
全くそういうことを考えずにそのまま季語として残すと、
・歯磨けば魔女の一撃亀の鳴く
「亀鳴く」を残し、「魔女の一撃」をわかりやすくすると、
・亀鳴くや歯磨き中のギックリ腰
このまま亀鳴くの季語を使うのはいかがなものか、という考えに立つと、
・歯磨き中魔女の一撃春嵐
以上のような感じになりました。
点数: 1
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まさに今朝の出来事です。
ちなみに亀を飼っていますが
キュッと鳴きます
そんな感じに痛いです(笑)
基本的な質問ですいません
拙句三段切れですか?
元句
歯磨きのぎっくり腰に亀鳴きし
ご指導よろしくお願いします。