「音も無き一葉の紅葉落ちにけり」の批評
回答者 あらちゃん
添削した俳句: 音も無き一葉の紅葉落ちにけり
静けさの中にも深い情景と無常観を感じさせる美しい句ですね。
たった一枚の紅葉がはらりと落ちた。その一瞬の出来事に、過ぎ行く季節の移ろい、生命の儚さ、あるいは森羅万象の静かな移り変わりといったものが凝縮されている、というような情景や感慨が詠み込まれていると解釈できます。
ただ、一枚の紅葉が落ちる時は「音も無き」というのは当然ですので、オノマトペで解決したいと思います。
はらはらと一葉の紅葉落ちにけり
なんだか高浜虚子っぽくなりませんか?(笑)。
よろしくお願いいたします。
点数: 1
