「見えぬれど鴉ひと啼き寒日和」の批評
回答者 晩乃
添削した俳句: 見えぬれど鴉ひと啼き寒日和
ネギ様
再訪です。お返事ありがとうございます。仰る通りよく出てくる形ではあると思いますよ。和歌に関しては百人一首程度の心得しかございませんが、それでも心当たりはございます。
明けぬれば暮るるものとは知りながら
なほ恨めしきあさぼらけかな/藤原道信朝臣
明けぬれば→明けてしまうと…
滝の音は絶えて久しくなりぬれど
名こそ流れてなほ聞こえけれ/大納言公任
久しくなりぬれど→久しくなってしまうけれど
いずれも完了の意味で使われることがほとんどかと思われます。打ち消しの「ず」を使いたいならば
秋来ぬと目にはさやかに見えねども
風の音にぞおどろかれぬる/藤原敏行
見えねども→見えないけれど
のようにするのが一般的かなと思った次第です。
なお、不勉強がゆえ間接助動詞「れど」というものを存じ上げず、ネットで調べてもなかなかヒットいたしませんでした。よろしければ出典や用例をご教示いただけないでしょうか?
宜しくお願いいたします。
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