父の向く北の枕や和水仙
回答者 腹井壮
添削した俳句: 手向けの和水仙北枕の父
はじめまして、ねぎみそさん。
腹胃壮と申します。
亡くなられたお父様の枕元に置いた和水仙が忘れられない光景として残っている、あるいは亡くなられて初めての盆をを迎え思い出したと察します。
ですから枕元の和水仙だけに焦点を合わせてみました。
父の枕が北を向いているだけで読み手は状況を理解できるのではないかとおもいます。
また、自分は「俳句は切るべし」の考え方ですが、「や」で切ってしまうと句意が伝わりづらいとお感じかもしれません。
替わりに「の」や「に」などの助詞に差し替えていただいてもかまいません。
下六の和水仙は定型のリズム感をさほど損なっていないと思いこう言う形になりました。
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