「かさかさと歩幅狂はす雑木の芽」の批評
回答者 イサク
こんにちは。
コメントなしでは、下五「雑木の芽」がなぜ「歩幅」と関係あるのか・・・芽吹いた木の芽を見つけて、足を止めて愛でていたのか?と思いました。
◆先になおじい様も言っている通り、地面から出ている発芽を「木の芽」とは言わないですね。「草の芽」あたりが適当でしょうか。
◆「歩幅狂はす」ここを工夫しようとした意思はわかりますが、遠回しに言おうとしてわかりにくくなってしまっているようです。
◆「かさかさ」が落ち葉のこととありますが、この句の並びではわからないかと・・・「雑木の芽」にかかってしまっていて、「雑木の芽」が音を出しそうです。
◆落ち葉のことをわざわざ書いてしまうと句の焦点がボケそうです。一句は十七音しかないので、あまり多くのことを伝えられません。
「草の芽を踏まずに歩いた」ことだけで、俳句十七音には充分に足りそうです。
・林道の草の芽踏まず歩きけり
・草の芽を踏まずに歩く遊歩道
点数: 1
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初投句の雛飾の句に四人も添削して頂いて感謝です。
かぬまっこさんの句に納得です。
皆さんの温かなコメントで嬉しく思い、これから精進していきたいです。
今回は、少し暖かくなり近くの林を散歩してみると、落ち葉の間から緑の芽吹きを見つけ、危うく踏むところだったので、少し飛び越えるようになった事を「歩幅狂はす」と表現してみました。
「かさかさ」という響きは冬を連想させるのか是非がわからず…。
添削宜しくお願いします。