「禁断の蜜の滴る良夜かな」の批評
回答者 よしはむ
添削した俳句: 禁断の蜜の滴る良夜かな
こんにちは。
良夜とは秋の季語、月の明るい美しい夜のことです。
このことからも元の歌詞を意識して作られたがうかがえます。
ただ、ちょっと性的なニュアンスが強すぎて俳句としてはどうかなと思います。
できれば、もう少し匂わせる程度にしてもらえると、私としては良いと思います。
点数: 1
回答者 よしはむ
添削した俳句: 禁断の蜜の滴る良夜かな
こんにちは。
良夜とは秋の季語、月の明るい美しい夜のことです。
このことからも元の歌詞を意識して作られたがうかがえます。
ただ、ちょっと性的なニュアンスが強すぎて俳句としてはどうかなと思います。
できれば、もう少し匂わせる程度にしてもらえると、私としては良いと思います。
点数: 1
回答者 ハオニー
添削した俳句: 古団地錆びたブランコ風に鳴く
説明したがりのハオニーです
古い団地の片隅で、錆びたブランコが取り残されていて、きいきいと悲しい音を立てている
寂しげなイメージの句ですね
「錆びる」という動詞が説明的ではありますが、これは潜在的なイメージを持っている動詞です
ぜひ活躍させましょう
たとえば
風に鳴るブランコ錆びる団地かな
風に鳴るブランコの錆びたる団地
と、破調もありです
点数: 3
回答者 ハオニー
添削した俳句: 持ち上げる鞄の重さ凍てる星
ハオニーは今日も無意味に絶好調です
下五の「凍星や」はどうしてもやりたければそれでもいいですが、添削対象の句としては考えものです
下五に「○○や」とおいた句は成功例が少なく、手直しする側としてはそういった勝算に乏しいギャンブルは避けたいものです
私はそもそも下五の「○○や」に関しては「カッコつけやがって…」と冷ややかな評価をしているため、そういった句は絶対に提案しません
学生かサラリーマンかわからない、というご指摘がありましたね
まさしくその通りですが…
これは敢えてさまざまな解釈ができるような句にしたのかな?と推理しています
なぜかというと、「凍星」が凛とした感じを出しているため、持ち上げた鞄の重さや触れた感じは、目が冴えるようなものだったのだろうと推測できるからです
家に帰るサラリーマンか、これから塾へ行く生徒さんか、夜勤の人か…
「行きも帰りも書いていないけど、三択くらいまでは絞り込めそうだから、あとは読み手にお任せします」と託したのだと、そのように考えていました
「塾生」という情報を入れたいという前提で手直しの句を用意しました
ここは私の一存で決められないところですが…
凍てる星だと、星が凛としている感じが出ますね
星凍てるだと、最後に動詞が来るので動きや様子に焦点が行きます
鞄ごと凍り付いてしまいそうな寒さを肌で感じている様子を出すのなら、動詞を後にすると面白いかもしれません
それらの点を踏まえて
予備校へ背負う鞄や星凍てる
凍りつきそうな鞄に重たさを感じながら、予備校へ行く生徒(むしろ浪人生)がいるよ
というちょっとだけズレた句意に見えそうですね…
点数: 2
回答者 腹井壮
添削した俳句: 持ち上げる鞄の重さ凍てる星
度々申し訳ありません。
もしよろしければ拙句に対するアドバイスや添削そして厳しい御意見も頂ければと思います。
厚かましいお願いとは弁えておりますがよろしくお願いいたします。
点数: 1
回答者 腹井壮
添削した俳句: 古団地錆びたブランコ風に鳴く
渡 弘道さん、こんにちわ。
腹井壮と申します。よろしくお願いいたします。
団地の老朽化や入居者不足が取り沙汰されているなら今を詠むというより未来を先取りして詠まれているような気がして大変好感が持てました。勉強になります。
未来を想像して詠んでいるような気がするため語順を入れ変えただけの添削です。
錆びたというフレーズはたしかに説明的かもしれませんが錆びた金属が擦れる時の特有のギシギシした音を想像させるので敢えて残しました。
参考になれば幸いです。
点数: 3