俳句添削道場(投句と批評)

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裏町の地蔵の灯にも秋の風

回答者 卓鐘

添削した俳句: 道傍の地蔵の灯にも秋来る

うまくまとまった句ですね。僕も道傍がなんともゆるい感じがしたので、悩んでましたがよし造さんの「裏町」は良かったですね。句の世界が広がりました。

秋来るで全然良いのですが、もう少し爽やかさを五感で味わいたいと思いました。
「にも」は、それ以外の対象が明確な場合、匂わせぶりでない場合にはうまくいきそうです。この句も、この「にも」によって、焦点を絞ってからの広がりが感じられました。

点数: 1

「大皿に西瓜持て来る宿の主」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 大皿に西瓜持て来る宿の主

こんにちは。
いつも深いコメントありがとうございます!

地蔵の句、コメントありがとうございます。
そうなんです、毎日見ているものに変化を感じるていうのも一つのプチ発見であり、それが今回は蝋燭の火でした。同じ火なんでしょうねけどね。火の変化に秋を感じたと同時に、なおじいさんのきれいなトイレじゃないですが、こういうのってどこか町の民度の高さというかそこに住む人々の美しさまで見えてくるような、こんな道傍にまで毎日来て、頼まれたわけでもなく蝋燭の灯を絶やさぬようにしているそんな地域が好きだなーと思った句でもあります。
よし造さんの「裏町」いいですよねー。いろいろなストーリーが浮かんでくるのは「裏町」ですね、いいなー。

御句、これは免許合宿の話でしたかー、(そこは重要ではない)初読は普通の宿の人だったんですが、これが免許合宿の宿主の差し入れとなると、ちょっと面白み増しますねー。でも、そんな要素を削っていくべきって秋沙美さんも話していたしなー。

宿主の持て来る大皿の西瓜

語順を替えて、西瓜を立てたバージョンを書いてみましたが、これは違いますね。原句の方が面白いかなー。大皿→西瓜→宿の主(あ、お母さんじゃないんやー、宿の主かい)って驚きですもんね(*'▽')

点数: 1

「抱き止めし子の癇癪や残る蝉」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 抱き止めし子の癇癪や残る蝉

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句、母子の句ですねー。
1点は、卓鐘さんの指摘通りでしたね。
「秋蝉」は夏蝉よりも少し弱弱しいイメージがあるのですが、その声が聞こえてこなかったですね。癇癪と蝉が近すぎるので、季語を替えることをすすめようかと思うと、卓鐘さんの提案。癇癪が止んだ時に蝉の声が聞こえたという流れ、さすがでした。

癇癪の子の泣き止みて秋の蝉

こう置いてみましたが、お母さんが登場しなくなってしまったかな。「癇癪」と「泣き止む」が意味重複かな、となると、卓鐘さんの提案句に一票です(*'▽')

しかし、素敵な句がどんどん飛び出してきますね。次の句もいつも楽しみにしています!

点数: 1

「舟形の西瓜の底を掬ひけり」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 舟形の西瓜の底を掬ひけり

こんにちは。
再登場失礼します。

地蔵の句、コメントありがとうございます。
実際はそれなりに交通量の多い道傍なんですが、裏町にするだけで風情が変わりましたね。とてもいい句になりました。ありがとうございます。

いつもいろいろな句でコメントのみなさんにご迷惑をおかけしていますが、よし造さんや久田さんのように、正調俳句をきっちりできるようになりたいとも思っています。言葉のチョイスやリズムなので意外性ばかりをと求めるより、プチ発見をきっちり詠めるようになりたいという気持ちもあるのです。

でも、そんなこと言いながら、突飛な句がまたすぐに飛び出したりすると思いますが、またいろいろご指導いただけるとうれしいです(*'▽')

点数: 1

抱き止めし子の泣き止めば秋の蝉

回答者 卓鐘

添削した俳句: 抱き止めし子の癇癪や残る蝉

癇癪と蝉との取り合わせは、どちらも騒がしい音なのでお互いが生きてこないように思います。癇癪によって、セミの声がかなり聞こえづらかったです。

癇癪が治まった瞬間を描写するとセミが生きてくるかと。「残る蝉」の「残る」が別の意味を持ち始めるとさわるので、「秋の蝉」と提案句はおきました。残るが別の意味(提案句では、今までうるさかったけど、蝉の音は残っているなど)を持たない時は、風情のある季語だと思います。

点数: 1

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