俳句添削道場(投句と批評)

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「風鈴や四方柾目の将棋盤」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 風鈴や四方柾目の将棋盤

こんばんは。

単に「立派な品だ」「高級品だ」という将棋盤に「風鈴や」という季語をつけただけのように見えてしまいそうですが、どうなんでしょう?

点数: 4

「兄に絵を姉に言葉を夏休み」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 兄に絵を姉に言葉を夏休み

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。なるほど、友也さんの読みもあるのですね。たしかに。
わたしは、兄に絵の宿題を姉に感想文の宿題をたのんでいる夏休みの果てなのかなと思いました。明日提出なのにー。おもしろい。

点数: 4

「夏旅や台湾グルメに大会議」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 夏旅や台湾グルメに大会議

こんばんは。

友也様は繊細で素直な人だと思うのですよね。コメントが付かないと悩んでみたり、他人のアドバイスをそのまま実践してみたり。
その受け取る側の感受性を、アウトプット(俳句)に生かせる技術が身に付けば、友也様なりの素晴らしい俳句が詠めるようになると思います。
なんでもそうですが、俳句もできるまで継続したら勝ちなところありますから。

と言いつつ私の習性で厳しめの意見なのですが、
友也様は俳句十七音に「モノ」を並列でいっぱい並べてしまう癖がありますよね。最近の句でも「カジノ」&「世界遺産」&季語「氷菓」、季語「宵涼し」&「ネオン」&「女人街」、「クルーズ」&季語「夕焼け」&「歌謡ショー」など・・・
この句でも「夏旅」&「台湾グルメ」に「大会議」どんな風景を頭の中に描いたらいいかわからなくなっています。大会議場で台湾グルメを食べたような。

よく言われる言い方では、俳句は十七音しかないので、「季語」+「もうひとつの要素」を主役に絞って、あとの音数はその「季語」「もうひとつの要素」を描写するようにしていくのが良いと言われています。
欲張っていろいろなものを入れすぎると、結局何が言いたい(俳句なので「見せたい」)かがわからなくなってしまいがちです。

たとえば主役を「夏旅」+「台湾グルメ」にして
夏旅の台湾グルメ〇〇〇〇〇(○○は台湾グルメを描写するような五音)
⇒夏旅や台湾グルメ食べ過ぎて
⇒台湾にグルメありけり夏の旅

たとえば主役を「夏旅」+「大会議」にするならば
・・・このまま「大会議」では詩になりにくそう。もっと具体的に
⇒台湾に朋友集い夏の旅

「夏旅」+「台北」で
⇒台北の夜は明るし夏の旅

「夏旅」+「故宮博物院」で
⇒夏旅の故宮博物院しずか

などなど。まずは練習として、俳句で映像を出したい焦点を絞ってみてください。
いっぱい「モノ」を入れると、それだけ散漫になりがちです。

点数: 4

「妻の髪栗色の艶秋近し」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 妻の髪栗色の艶秋近し

マサトさんこんにちは。

御句ですが、「妻の髪/栗色の艶/秋近し」と三段切れっぽくなってます。
それと、栗色なのは髪の毛であって、「栗色の艶」とすると髪の艶が栗色ということになってしまいます。
また、「秋近し」は夏の季語なので、秋を感じたのならこれも少しおかしいです。
まだまだ暑い日が続いていますが、俳句の世界では既に秋なので秋の季語を使いましょう。

コメントで心配なさっている季重なりですが、これは問題ありません。
「栗色」は栗そのものではなく、栗と同じような色ということですから。

・〇〇〇妻は髪の毛栗色に
・栗色の妻の髪の毛〇〇〇

〇〇〇のところに秋の季語をいれましょう。
・景色が秋めいてきたのなら上五に「秋めくや」もしくは下五に「秋めけり」
・秋に入って感じられる涼しさなら「新涼や」「涼新た」
・立秋でしたら「秋立つや」「秋立ちぬ」
・秋の心地よい陽気なら「秋麗や」「秋うらら」
・秋の澄んだ空気でしたら「秋澄むや」「秋澄めり」

次回も楽しみにしてます。

点数: 4

秋日向吾子と頬張るラピュタパン

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: 秋日向微笑む君にラピュタパン

こんにちは。

ラピュタパン、それが正式名称かは知りませんが、読んですぐに「あの黄身が旨そうなアレね」となりました。僕も何回か作った事あります。

さて、「微笑む」はちょっと勿体無いというか説明し過ぎですよ。微笑むと書かずに、「ああきっとこの人物は微笑んでいるに違いない」と読者に思わせるのが俳句の要です。
・秋日向吾子と頬張るラピュタパン
微笑むとは書いてませんが、笑顔でラピュタパンを食べる親子が想像出来ませんか。
そもそも秋日向で子供とラピュタパン食べながら仏頂面は出来ないでしょう。

笑顔では無く、仏頂面パターンも考えてみましょうか。
・秋暑し独りもそもそラピュタパン
表情には言及していませんが、少なくとも笑顔ではないのが分かりますか。

そんな感じで、読者に想像の余地を残してやると良いと思います。

点数: 4

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