俳句添削道場(投句と批評)

添削と批評一覧最新の投稿順の20624ページ目

「鍋奉行場を仕切りけり鴨余る」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 鍋奉行場を仕切りけり鴨余る

森田拓也さん、こんばんわ。
いつも拙句に的確な御指摘頂きありがとうございます。
自他共に認めるテキトー派の腹井壮です。
他方面から過大な評価を頂き朝から困惑気味です。

ハオニーさんが答えを出されていましたが上五や中七にはあまり「かな」や「けり」の切れ字を置く事は自分を含めてあまりしません。下五より先に置いてしまうと残りのフレーズが尻すぼみになったり唐突感が現れるからです。
切れ字の「や」を下五の一番最後に置いた場合もやはり何かしらの違和感が残ります。
以前他人の句を読めば切れ字の法則が見つかりますよと言うような事を申しあげたのはハオニーさんの解説や上記の理由からなのです。

ネットを使えば切れ字を含めて古文の文法をハオニーさんのように親切に教えてくれる方もいらっしゃいますし自分で調べる事も出来ます。
もし本格的に俳句を始めるなら NHK俳句 俳句文法心得帖 を手元に一冊置かれる事をお奨めします。

点数: 1

「冬雲や余白に白し姫路城」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 冬雲や余白に白し姫路城

二匹の鶴ではなく二羽の鶴でしたね。
失礼致しました。

点数: 1

夏空の余白の白し姫路城

回答者 腹井壮

添削した俳句: 冬雲や余白に白し姫路城

徹之さん、こんにちわ。
すっかりお上手になりましたね。
婚活ネタの頃とは別人のようです。

余白に白し シンプルですがとてもいい表現です。でもそれを活かしきれていません。
白と白ではコントラストが成り立たず「余白に白し」の理屈に合わなくなります。
そのため冬空をから青空をイメージさせる夏空に変更してあります。
またこの句の場合は上五で切るより中七で切ったほうがいいと思いました。

銀盤の釧路湿原二匹の鶴

は本当に素晴らしい句だと思います。

点数: 1

「焼き芋や銀紙ときて湯気を吹く」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 焼き芋や銀紙ときて湯気を吹く

よしはむさん、こんにちわ。
おひさしぶりです。

この句のいいところは「湯気を吹く」にあると思います。
俳句の手法の1つとして大袈裟に表現してリアリリティを出す場合がありますのでうまくはまったパターンではないでしょうか。

もし焼芋そのものが美味しそうに伝えたいなら

焼芋の割るる湯気の旨さかな

というのはいかがでしょうか。
この句も少々大袈裟に表現しました。

点数: 0

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ