「鍋奉行場を仕切りけり鴨余る」の批評
回答者 腹井壮
添削した俳句: 鍋奉行場を仕切りけり鴨余る
森田拓也さん、こんばんわ。
いつも拙句に的確な御指摘頂きありがとうございます。
自他共に認めるテキトー派の腹井壮です。
他方面から過大な評価を頂き朝から困惑気味です。
ハオニーさんが答えを出されていましたが上五や中七にはあまり「かな」や「けり」の切れ字を置く事は自分を含めてあまりしません。下五より先に置いてしまうと残りのフレーズが尻すぼみになったり唐突感が現れるからです。
切れ字の「や」を下五の一番最後に置いた場合もやはり何かしらの違和感が残ります。
以前他人の句を読めば切れ字の法則が見つかりますよと言うような事を申しあげたのはハオニーさんの解説や上記の理由からなのです。
ネットを使えば切れ字を含めて古文の文法をハオニーさんのように親切に教えてくれる方もいらっしゃいますし自分で調べる事も出来ます。
もし本格的に俳句を始めるなら NHK俳句 俳句文法心得帖 を手元に一冊置かれる事をお奨めします。
点数: 1