鍬の柄に止まる蜻蛉の二十匹
回答者 ハオニー
添削した俳句: 鍬の柄にとんぼや羽を下向けて
切れ字「や」が機能していない理由が分かりました
鍬の柄に止まっているトンボ
→トンボが羽を下に向ける
ここからは「とんぼ」の何に感動したかがよく分かりませんから、音数合わせがメインにされた切れ字「や」に見えるんです
鍬の柄にとんぼ
で既に体言止めという名目の切れが入っているとも言えます
取り合わせをやるとしたら
鍬の柄に来る羽音やギンヤンマ
なんてこともやれるのですが、これは描写よりも感情が前に出ていますね
「羽を休める」とまで音数を使わずに、蜻蛉の規模を入れることも可能です
鍬の柄に止まる蜻蛉の番かな
鍬の柄に止まる蜻蛉の二十匹
などいろいろと試せます
蜻蛉は1匹?
と気になったので、そこから疑ってみました
点数: 1