俳句添削道場(投句と批評)

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「御降りの波へ消え行く木造船」の批評

回答者 森田拓也

添削した俳句: 御降りの波へ消え行く木造船

ハオニーさん

おはようございます。
いつもお世話になり、どうもありがとうございます。
僕の句のご添削どうもありがとうございます。
僕は創作俳句や想像俳句というのでしょうか、そこから早く抜け出さないと
いけないですね。
ハオニーさんに添削していただいて、僕の思い通りのイメージが広がる句に
していただけました。
俳句創作での一字一句の大切さを感じます。
俳句を始めてから、もう早くも大きな壁にぶつかっています(笑)
どうもありがとうございます。

僕は「木造船」から、神話的なもの、ノアの箱舟とかを感じました。
季語に込められた救済の祈りの気持ちが、淡い美しさで伝わってきて、
神秘的な世界観を感じました。
やっぱり、「木造船」ですよね。
どういう経緯で造られて、そして、どんな人々が乗っているのだろう、
ということまでを喚起させる力が「木造船」という言葉にはあると、
感じたんですけどね。

点数: 1

「流氷接岸す番屋無人なり」の批評

回答者 森田拓也

添削した俳句: 流氷接岸す番屋無人なり

腹胃壮さん

おはようございます。
いつもお世話になり、どうもありがとうございます。
僕は俳句の出発が寺山修司さんの俳句への感動だったので、
創作俳句というのでしょうか、どうも自分自身の俳句に早くも大きな壁を
感じています。
教えていただいた、お坊さんのサンタクロースも、事実を写生として句にしてある
ことからの句が発する力なんですよね。
山本さんの海苔(笑)
まあ、とりあえずは、僕の課題は俳句の写生だと感じてるんですけどね。
どうもありがとうございます。

この句は、9・3・5という読み方をさせていただいて、
やっぱり破調の迫力、勢いですね。
「無人なり」から、時間の経過や状況を考えてみるのも、
読み手として楽しいと感じたんですよね。
流氷が接岸したから、番屋は無人なのか
あるいは、最初から番屋には人が存在していなかったのか、
という書かれていないことを読み手が自由に想像する楽しさも
感じました。

点数: 1

病む足の人に御加護よ冬遍路

回答者 腹井壮

添削した俳句: 冬遍路病める足にも夕日影

白井百合子さん、こんんばんわ。
拙句にコメントありがとうございました。

旅先での何気ないワンシーンを丁寧にきりとっていてとても好感がもてます。
以前自分が添削依頼した

三陸の漁師に加護を三社祭

を応用した添削です。

点数: 1

「古き司祭神間違ふや初詣」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 古き司祭神間違ふや初詣

教会は行ったことがありますハオニーです
間違えて行ったのではなく、自らの意思で行きました

神様を間違えながら初詣に行ったのではなく、初詣で行った先の神様は自らの信仰する神様とは違うよなということなのでしょう
「間違ふ」というニュアンスではないと思います

そしてもうひとつ
「古き」は本当に必要なのかどうか疑っています
3音足りないからと、音数合わせの雰囲気が出ていました

ニュアンスだけは残しつつ
司祭らの神にあらねど初詣

「の」の捉え方ひとつで
司祭らが「我々の信仰する神様ではないけど」と、初詣へ行くとも
キリスト教を信仰する人が「私はキリスト教徒だけど初詣は行くよ」という日本人らしさも表現できるかと思います

このような、川柳っぽくも見える俳句をやるのは正直苦手です
自分の中で上手く行きすぎたと感じていると、周りの評価が怖くなります

点数: 3

風花や頬撫でらるる磨崖仏

回答者 腹井壮

添削した俳句: 風花に頬を打たれし磨崖仏

こんばんわ、西村敏彦さん。

一度見た事をきちんと俳句にトレースする姿勢は自分も見習いたいと思います。今回もとてもいい光景を切り取っていらっしゃいます。ただ、風花という季語のイメージからすると原句やコメントに違和感がありましたのでその修正と切れの位置を変えました。

点数: 1

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