添削と批評一覧最新の投稿順の20518ページ目
死にたくないと哭く蝉のあはれなり
停留所の二人虹を待つてをり
夕立に世界はふたりきりになる
回答者 たたたた
添削した俳句: 夕立が嬉しいときはふたりきり
「夕立が嬉しいときはふたりきり」ではいまいちパッとしない感じがします。
なにが嬉しいのかどうして二人きりになるのかなど意味があいまいな点があると思います。
正直なところだいぶ変えさせてもらったので原句の意味をほとんど留めてないかもしれません。
「夕立に世界はふたりきりになる」は大げさにふたりきりの世界に入ったことをゆったものです。
夕立が降ったお陰で他人が雨宿りに消えて二人きりになると嬉しい人と一緒になるみたいな意味を考えましたけど、上手く句になりませんでした。
すみません。
点数: 1
秋刀魚の焦げ目染みるおろしポン酢
回答者 腹井壮
添削した俳句: 焦げサンマおろしポン酢が染み渡る
句意をよく見れば確かに美味しそうに表現したかったのですね。
「焦げさんま」はわざとシュールな句に仕立てる工夫かと思っていました。
申し訳ありません。
自分は季語を下五に据えられるのならそれに越した事はないが、上五に置いても季語は生きる場合が多いと考えているのでこういう添削
になりました。
あえて秋刀魚を下五に置いて自分が詠むなら
相思相愛おろしポン酢と秋刀魚
となります。
点数: 0