添削と批評一覧最新の投稿順の20518ページ目
「吹っ切れたよ頭の中に梅雨の雷」の批評
回答者 腹井壮
添削した俳句: 吹っ切れたよ頭の中に梅雨の雷
百合子姐さん、こんばんわ。いつも御世話になります。吹っ切れたのは作者の頭の中の事です。そして頭の中に梅雨の雷では季語が生きてきません。ここまで説明したのですから御自分で問題点を見つけて再度推敲して下さい。百合子姐さんの思いはちゃんと「冬の雷」に託されていると思います。
点数: 3
「雲を南へ掃き茅花流しかな」の批評
回答者 腹井壮
添削した俳句: 雲を南へ掃き茅花流しかな
かぬまっこさん、こんばんわ。確かにハオニーさんの仰る通りほぼ季語の説明句になってましたね。ですがこういう玄人好みの句は季語の説明句になりがちではありますね。茅花流しで一句。
白き影揺らめく茅花流しかな
私の実力ではこの程度です。
点数: 3
「瓶に蟻昨日歳を食いました」の批評
回答者 腹井壮
添削した俳句: 瓶に蟻昨日歳を食いました
北野きのこさん、こんばんわ。いつも御世話になります。ハイポと俳句生活の連続人選おめでとうございます。
今回の添削依頼句と入選句はどちらにしてもなぜ昨日なの?という疑問を読者に与えます。但し助詞の「は」の一字が印象を大きく変える事になります。
昨日歳をとりました
今日は歳をとらないのか?
昨日は歳をとりました
なんか特別な事があったのか。一気に老け込むほどショックな事があったのか。
「は」のたった一文字で読者の想像が広がります。そこが入選と没の別れ目のような気がします。
点数: 2