虎が雨失くした記憶甦れ
回答者 なお
こんにちは。げばげば様、いつも勉強させていただいております。
拙句に毎回コメント有難うございます。励みになります。
御句ですが、二つの点でちょっと厄介ではないかと。一つは季語の「虎が雨」。皆さんよくご存知の季語であれば私が勉強不足なだけですが、少なくとも一般の人には、「え?虎が雨になるの?」という感じですよね。まあ、この際一般人はどうでもいいか。
次に、中七以下ですが、何か起きるとテレビでよく聞くフレーズですね。これには本当に腹が立つというか、虚しくなるというか。
お気持ちはわかりますが、これでげばさんの気持ちが伝わりますでしょうか?読者は何が何だかわからないですよ。
私も考えました。
虎が雨記憶は都合のいいものよ
虎が雨あるもの無いと言える人
虎が雨記憶にあろうと無かろうと
虎が雨記憶にないと平然と
虎が雨覚えがないとは言わぬ人
虎が雨記憶の操作できる人
似たような句ばかりになったので、提案句はちょっと視点を変えてみました。これでもよくわからないですけどね(笑)。
不満のはけ口として俳句にぶつける、これもまたありでしょうけど(川柳にならない程度に)、我々はやはり詩情を求めていきませんとね。
この年齢になると、けさ歯を磨いたっけ?食後の薬飲んだっけかな?こういうの、記憶にない時があるんですよ…。いや、ウソでなく。
点数: 1
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政治の世界でも、または今回の凄惨な事故でも、いつもそれで済まされるのかな。悲しいな。
ちょっと思いを入れすぎて、前回の句もこの句、詩情がある句か少し悩ましいです。