俳句添削道場(投句と批評)

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「ひとり見も酒宴も容るる桜かな」の批評

回答者

添削した俳句: ひとり見も酒宴も容るる桜かな

いちさん、お早うございます!頓です!
早速にて…。
御句、桜の擬人化ですか?
折角の桜、ここはその実景を淡々と描写されては如何でしょうか?
「容るる」が効いているかの点、敢えて申し上げますと、どちらにも響いていない、私はそう感じました…。
以上、失礼致しましたm(_ _)m。

点数: 1

「風船や風を乗りつぎ海原へ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 風船や風を乗りつぎ海原へ

いちさん、こんにちは。
御句拝読しました。これは素敵な句です。いいなぁー。中七がいいですよ。風に乗りとか、風に吹かれてとかは思いつきますが、風を乗りつぎ!
電車でどこかへ行くのもそうですが、乗り継ぎ乗り継ぎで行くほうが大変です。この風船が、海原へ行くのが風まかせの楽々だったわけではなくて、それなりに苦労したのだよという気持ちが、そう言ってはいませんが読み取れますよ。上手いなぁ。
行き先もいいですよね。風の船だから海へ。広々として気持ちいいです。

「風船や」の「や」切れが相応しいのかはちょっと悩みましたけど、代案が出ない。ということはこれでいいのだろうということで、このままいただきます!

点数: 1

「電気炬燵仏間は昼も小暗くて」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 電気炬燵仏間は昼も小暗くて

鈴蘭さま、こんにちは。
御句、面白いですね!
炬燵と言えば現代は電気炬燵が当たり前。それを敢えてわざわざ「電気炬燵」と言うことで「一般的には掘炬燵の時代なのかな」と想像できます。
「テレビ」と言ったら普通にテレビですが、「カラーテレビ」と言ったら一気に昭和な光景を浮かべますものね。

コメントを見ると皆様は仏間にある電気炬燵をイメージされているのですね、なるほど。
私は居間の電気炬燵に入りながら、隣の部屋(仏間)をのぞき込んでいるシーンを想像しました。どちらとも取れそうですね。

佳い句だと思いましたが、私も何人かの方が言及されている、句末の「て」の言い流し、要素の多さが若干気になりました。

・電気炬燵仏の間の小暗(こくらがり)
いやーあまり上手くないですね。すみません。
またよろしくお願いします。

点数: 1

「三番目双子だったよクロッカス」の批評

回答者

添削した俳句: 三番目双子だったよクロッカス

感じ様、お早うございます!頓です!
早速にて…。
御句、お子様の誕生という喜びと春を告げる花とも言われる季語「クロッカス」とが、互いに良く響きあっており、この季語の選択には感服致しました。
なお、ポイントの「季語の前の「句点」ですが、いるかさんは、「口語とマッチしており、自然な間を生み出している」旨のコメントをされておられますが、正直、私は釈然とせず、腹に落ちません。
何故、句点か?口語とマッチ、自然な間、んー、いくら頭を捻っても分かりません…。
考えられるのは、句点で、所謂、切れ字を表現なさったのか?くらいの考察です…。
深い意味がおありだったのでしょうね…。
なお、いるかさんも触れておられますが、「三回目」の措辞は、如何かと思います…。
 《三人目何と双子やクロッカス》
季語の前に、句点の代わりに、強い詠嘆の切れ字「や」を置かせていただきました。
甚だ不十分な鑑賞で申し訳ございません。さらに、精進致します!
失礼仕りましたm(_ _)m。

点数: 1

「梅が香にいま恍惚の迷子かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 梅が香にいま恍惚の迷子かな

いるかさん、こんにちは。
御句拝読しました。これはいい!というか、私はお年寄りの様子を想像しました。恍惚という言葉から、有吉佐和子さんの「恍惚の人」を思い出したからかもしれません。
しっかりと目的を持って家を出たつもりでも、途中で梅の香りに取り憑かれ、前後不覚になって迷子になってしまう。
会社では、親御さんがこのようになって保護され、頻繁に迎えに行く社員がいます。こぼしています。
このままいただきます。

点数: 0

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