「ぬくもりを背負い立つをり春雷」の批評
添削した俳句: ぬくもりを背負い立つをり春雷
ききょう様、初めまして。
俳句を始められたのですね!ようこそ、ぜひ楽しんでください☆
雰囲気のある句だと思いました。
舞台俳優さんをされているのですか?それとも何かのイベントなど?いずれにしても素敵な体験を句にされていますね!
いくつか気になった点をコメントさせてください。
〇俳句は五・七・五が基本の型というのはご存じかと思います。
御句は「ぬくもりを/せおいたつをり/しゅんらい」で五・七・四の字足らずになっています(「しゅ」は一音と数えます)。
五・七・五のリズムは俳句の大きな魅力なので、初心者のうちは特に、意識してみてください。
〇「春雷」は春の季語ですが、コメントによると舞台作品の名前なのですね。
だとすると実際には雷が鳴っているわけではなく、季語とは見なしにくいです。
〇コメント無しでこの句を見た場合、「春雷がぬくもりを背負って立ち続けている」という意味にも読めそうです。
「春雷」が作品名だと伝わらない、「ぬくもりを背負い立つ」の意味がわからないーーといった点を修正したいですね。
その他、「をり」の文法など細かい点はいくつかありますが、大きく気になったのは上記3点でした。
コメントを参考にさせていただいて、
・「春雷」の舞台に立つや春の夜(季語:春の夜)
と考えてみました。夜じゃなかったらごめんなさい。
カギ括弧をつけることで作品名だと伝わると思います(このサイトは投稿句にカギ括弧が使えないのが難点ですが、、)。
またぜひ詠まれたら投稿してください!
点数: 1