ノベル道場/小説の批評をし合おう!

亡国のフロイライン (初稿)の批評の返信

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10896456

元記事を読む

亡国のフロイライン (初稿)の批評(元記事)

他の質問で見かけたので以下の戦闘シーンについてだけ。
>>すると、目の前に巨大な陰が現れた。グロテスクな触手が久住をめがけて放たれる。
すると、先ほどの銀髪の女が前に躍り出て、触手をサーベルで切り落とした。その後、陰の頭の中心をめがけてサーベルを振り下ろす。鋭い悲鳴と共に陰は跡形もなく消えた。

上記部分について言えるのは、描写が少なすぎるということです。率直に言って、ドラクエなどのターン制コマンドバトルのテキストのような感じです。
・目の前に巨大な陰が突然現れたインパクトが伝わらない
・巨大な陰の形状もわからない
・触手のイメージがわかない
・銀髪の女はどのように躍り出てきたのか
・どのように切ったのか
・どのように鋭い悲鳴なのか
・どのように跡形もなく消えていったのか
これらを手間ひまかけて描写すれば良くなると思います。
以下一例。

「何だあの変な女、まぁ……美人だったけどさ」
 中途半端な罵りと共に、足元を気にしてやや伏し目がちに歩く篤志にふっと影がかかる。
 薄暗い周囲がさらなる闇に満たされた。
 えも言われぬ寒気を覚え、はね上げた視線のすぐ先には、頭から暗黒のシーツを被った巨人のような陰。
 見上げた頭部らしき箇所には漆黒の無貌、腕の代わりにのたうつ二本の触手が生えた異形。足はなく、地の上をうねるようにじわじわと這い寄る巨体。
 突然の出来事に驚き、見慣れているわけもない怪異に固まる篤志の瞳に、大蛇のように身をくねらし空中を進んでくる触手が映った。
 迫りくる死の予感が、視覚を研ぎ澄ます。
 音を失った世界を、冗談のようなスローモーションで向かってくる異形の魔手。ヒルのように滑る表皮が怪しく、グロテスクに光る。
 もどかしいほど遅い自分の動きに焦りを感じながら身をかわす篤志の視界に、突然銀光が飛び込んだ。
 夜空を流れる星のように、斜めに振り下ろされたサーベルが、闇と共に触手を切り裂く。
 白刃とたなびく長髪が、月光を受け宙に銀の弧を描いた。
 女剣士は勢いのまま回転すると、しなやかに身をひるがえし跳躍し、陰の頭頂から一気に切り下ろす。
「ギィィィィィィィィィィ!」
 ガラスを引っ掻いたような、姿に似合った嫌悪を感じさせる硬い断末魔の悲鳴をあげ、巨体がのたうち、形を失いどろりと崩れていく。
 粘つく汚泥のようなそれは、地表に広がることもなく瞬時に染み込むように消えていき、やがて跡形もなく消滅した。

よくわからない部分は勝手にイメージして、ささっと書いてみました。
こんな感じで良いのではないかなと、文量はかなり増えるのですが。
アクションシーンに限らずですが、作者が思うほど読者はイメージできませんので、想像の手助けになる描写をクドくならない程度まで散りばめるのが良いかと思います。ハイケさんの場合は、冒頭を見る限り描写できないわけではなさそうですよね。書き急ぐ意識から、焦って話を進めたのかも知れないですね。
参考になれば幸いです。

亡国のフロイライン (初稿)の批評の返信

スレ主 ハイケ 投稿日時: : 0

具体的なアドバイスありがとうございます!
アクションシーンが薄いことは感じていたのですが、吐き出すことに集中してしまい疎かになっていました。
とりあえず最後まで書いてみて、調整していきたいと思っています。

スレッド: 亡国のフロイライン (初稿)

返信する!
コメントは4500文字以内。

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

トップページへ ページの先頭へ

「亡国のフロイライン (初稿)」の返信一覧

他の批評依頼

かつて勇者の名を語った者

投稿者 佐藤 則夫 返信数 : 1

投稿日時:

力を入れた部分は設定です。 文書にも力を入れているつもりです。 欠点など教えてくれるとすごく嬉しいです。 良い点などもお待ちし... 続きを読む >>

欠点の指摘歓迎!

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n6487em/

鬼と僕

投稿者 無頼 チャイ 返信数 : 2

投稿日時:

純文学に挑戦してみたくなり、自分なりに工夫した初の純文学作品です。 不安な箇所は、純文学というものがいまいち分かっていないの... 続きを読む >>

長所を教えてください!

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n9701eq/

海谷優陽(仮)が見つからない

投稿者 棘野咲希 返信数 : 1

投稿日時:

見ていただきたいのはストーリーの書き出しは今ぐらいで良いのかと言う点。 表現のミスの指摘。この点は良いから続ける、もしくはこう直す... 続きを読む >>

欠点の指摘歓迎!

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://novelup.plus/story/685716726

ノベル道場/小説の批評をし合おう!の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ

関連コンテンツ