金鱗の竜姫と塩の馬の批評
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金鱗の竜姫と塩の馬(元記事)
こんにちは。
6月の文学フリマで出そうと考えている小説が、半分ほどできました。全文じゃなくて申し訳ないのですが、一旦ここまでのところで感想などを頂ければなと思い投稿しました。
●誤字脱字はないか
●キャラクターは魅力的に書けているかか
●分かりにくい表現などはないか
主に気になっているのは上記の点です。
私個人の永遠の課題である『分かりやすさ』を意識して書いたつもりなのですが、スケジュールに追われて頭からすっぽ抜ける時も多々あったため、ちょっと自信ないです……。
後半も5月中旬には書き終えて全文完成させて、こちらに報告できるように頑張ります。添削の手間を押しつけているようで恐縮ですが、よろしくお願いします。
金鱗の竜姫と塩の馬の批評
投稿者 堀籠遼ノ助 投稿日時: : 1
◆誤字脱字について
誤字脱字はほぼ見当たりません。難読語・旧字体(例:「契る」「儀式を執る」など)やルビの使い方も一貫性があり、文章全体のトーンに適しています。唯一気になるのは以下の点です:
「フェロス人」か「フェロフォーネ人」か表記の揺れがあります(設定的に「フェロフォーネ」は国名、「フェロス人」は民族名で分けている可能性もありますが、意図が読者に伝わらない可能性があります)。
「興味が沸いた」→「興味が湧いた」のほうが一般的で、読者に自然です。
◆キャラクターの魅力について
オズヴァルドの設定は明確で魅力的です。「塩の馬」という造語や概念は重厚感があり、彼の置かれた立場、運命、疲弊と諦観、そしてわずかに残る皮肉さがよく表現されています。
ただし、読者が感情移入できる“何かを変えたい”という能動的な動機がまだ弱い。「疲れている」「諦めている」だけだと、物語の牽引力に欠けます。中盤以降で彼が能動的に動く展開を用意しているのであれば、序盤で「何にどう抗えなかったか」「どうせならこれだけは守りたい」といった心理の断片を入れておくと、読者の期待値が上がります。
フィデンツィオは雰囲気のある存在で、文化背景を自然に語らせているのがうまい。ただし少し説明臭く、世界観紹介の“代弁者”に見えてしまいます。セリフ回しに皮肉や迷信深さなどキャラの癖がもっとあれば、印象が深まるでしょう。
◆分かりにくい表現について
全体的に文体は整っており、古語調や難読語のバランスも上級者の筆致を感じます。だが、読者を引き込む小説である以上、「難解であること」と「豊かであること」を混同してはなりません。以下のような点は引っかかる読者が出てくる可能性があります:
比喩が多重すぎる部分
例:「鈍い風にそよぐ絹が煤に晒されたように褪せている」など、比喩が二重三重になりすぎて、一読で視覚イメージが掴みづらい。
固有名詞の密度
「スク・ア・ルジェ島」「化竜神殿」「ヴェス・ビエト火山」「フェロフォーネ王国」など、意味を補う描写がないと、読者が固有名詞に埋もれてしまいます。覚えきれず、地理や文化の把握が困難に。
語彙の重さとテンポ
この冒頭約2000字で「盛り上がりらしい盛り上がり」はないにもかかわらず、密度の高い語彙と荘重な筆致が続くため、疲れる読者も出るでしょう。特にラノベ市場や若年層をターゲットにするなら致命的です。
長所。良かった点
筆力自体は確かです。「売れること」を目指すなら、読者との“心理的距離”をもっと縮める努力が必要です。
良かった要素
ストーリー 文章
スレッド: 金鱗の竜姫と塩の馬